自己紹介

KAMIKO70th🐷bass trombone

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書くことないから交響的断章のCDの説明欄丸コピしますの(なんで)

[前略]全く異質な響きを持つのがネリベル作品です。
彼は「音楽は力である」と主張し続けました。
その作品は安直な姿勢で演奏してはいけません。
[中略]各演奏者は定められた音階を確実に保たなければならないのです。

ネリベルは、1957年のアメリカ移住後、数曲の吹奏楽曲を発表していたが、
1965年、ノースウエスタン大学バンドによって初演された本曲により、
その名が広く知られるようになる。
いわばネリベルの出世作である。
それまで、このような響きを持つ吹奏楽曲は、誰も聞いたことはなかった。
何かを描写したわけではなく、ただ音列と和音が理知的に組み合わされ、
クールにぶつかり合う___まさに吹奏楽新時代の夜明けを告げた曲といってよい。
全体は中間部のpoco meno mossoを中心に見事な前後対照構造になっており、
12音のうち8音からテーマが構成されている(残り4音は、冒頭とラストで使用)。
「数学的な曲」と評される所以である
(ネリベルはかつて教会オルガニストもつとめていた)。
鍵盤打楽器で金属的音響を強調する手法は、[中略]ほぼ先駆でもあった。
それまでの吹奏楽曲における打楽器群は、
管楽器群をバックで支える役割がほとんどだった。
しかしネリベルは違う。
打楽器群と管楽器群は、まったく平等の存在で、
時にはぶつかり合い、管楽器群を凌駕するほどの存在感を示す。

日付データ

プロフ更新日2017/05/28 21:12 プロフ作成日2017/02/19 11:47
API更新日2020/10/11 04:12 API更新予定2020/10/11 05:12