自己紹介

だいち災害リスク研究所所長・博士(理学)/茨大理M〜早大理工D/平野の地形地質/災害現地調査/微動探査/不動産と防災/地震/津波/液状化/海岸・水環境/貝・化石/小型船舶・ドローン操縦士/歴史・地理と防災/NHKスペシャル、日曜報道等に出演/災害報道・解説・寄稿・講演対応/Geologist, Ph.D.,Japan

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横山芳春 博士(理学)
地盤災害ドクター
だいち災害リスク研究所 所長
https://www.sakurajimusyo.com/daichi/member/

<ひとこと>
・災害リスクを知った住み方が広まり災害で悲しむ人がいない社会をめざす
・怖いだけでなく、地形・地質の美しさを知ってほしい
・地形地質(特に平野の第四紀地質)、災害リスクのプロ
・大規模な地盤災害後は現地入りし調査・報道対応する人
・陸(最前線まで歩き)・海(小型船舶)・空(ドローン)を制する
・地質×地形×ドローン等を活用した地域活性化等にも興味。

・報道対応、解説、記事・コラム執筆、監修、講演、取材のほか、
 各種企画、技術開発等のご依頼につきましても是非ご相談ください。

→対応可能な分野:地震、水害、土砂災害、陥没など災害リスク、地形・地質の面からみた想定される原因や被害低減の方法、災害発生時の現地調査(即日現地入り調査実施)、とくに土地選びと災害リスクの関係について

<プロフィール>
 地形・地質および住宅の地盤分野を専門分野とし、関東平野など、平野の地層(地面の中身)と地形(地面の表面の凹凸)の成り立ち、活断層や津波痕跡の研究に従事。東日本大震災以降は、特に住宅・不動産の災害リスクを伝える方法の開発に携わる。災害を「自分ごと」として考えてもらうこと、メディアとも連携して正しい情報を分かりやすく広く伝えることを心掛けている。

 大規模な災害(地震等)が起きた後にはいち早く現地入り又は情報を収集し、被災状況調査や報道向け情報提供を行っています。災害による被災が繰り返されず、地震等に関するデマが横行しない社会造りに微力ながら貢献したいです。


<経歴>
 横須賀市出身、長野県南佐久郡、水戸市、つくば市、船橋市を経て松戸市在住。茨城大学理学部卒、茨城大学院理工学研究科博士前期課程修了、専門分野は地質学を専攻し、国の研究機関の活断層、津波痕跡の研究にも参加。そのほか水生生物・水環境、地学教育、土木工学、環境分野の先生にも師事、調査研究に協働。

 早稲田大学大学院理工学研究科博士課程を修了、関東平野(茨城県南部全域の常陸台地)の地形・地質のなりたちに関する博士論文で博士(理学)の学位を取得、早稲田大学理工学総合研究センター、国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質情報研究部門(旧・通産省工業技術院 地質調査所)などで第一線の研究活動に従事。

 不動産コンサルティング会社では、世界トップ外資系企業専属の環境安全衛生部門のプロジェクトマネージャー、地質・環境コンサルタント、地盤災害チームリーダーとして勤務。
 土壌汚染調査から対策工事も含めたプロジェクトマネジメント、リスクマネジメントおよび、地盤調査、液状化判定、地盤陥没調査・復旧、地中埋設物調査などの実務および地盤災害リスクに関わる新商品開発、技術営業、コンサルティング等を担当(営業、役所打ち合わせから現地対応、事報告書作成、売上回収)。不動産と地盤・環境・防災に関連した業務に携わる。

 住宅地盤会社(国内上場企業)では、技術部長、執行役員(営業企画副本部長、マーケティング部長、技術副本部長)、子会社となる研究開発会社では設立時取締役を歴任。地盤情報を活用した新サービスの開発および普及促進、知財、商品開発等に従事。

 特にGISを活用した地盤情報を可視化した地図サービス、その場所の地盤リスク5項目から見た簡易リスク判定ツール、その場で地盤リスクスコアの分かるスマホアプリ、土質サンプラー開発等に従事した。産学官連携として、京都大学や国立研究開発法人防災科学技術研究所、地震計メーカー他企業等と連携して地盤・地震防災に関わる技術開発及び事業を推進。

 その後、内閣府の「戦略的イノベーションプログラム」から、地下構造を把握できる手法として社会実装が試みられつつあった「微動探査」の民間実用化の可能性にいち早く着目。産学官連携により国内外へその普及促進を目指すことを目的として一般社団法人を設立。理事・事務局長として関係する各機関・企業と連携し、微動探査の基準化や一般化、さらなる技術開発と普及促進に取り組みを進めてきた。

 各期間において、地盤、地震、災害などに関する業界、一般、学生向けセミナーや学会講演、報道対応としてスタジオ解説、現地解説、ウェブ解説、電話取材、紙面取材、寄稿を多数実施。

 現在では、不動産や住宅の災害リスクを評価、また相談できる立場となる仕組みが既存の枠組みで十分に存在しない現状から、不動産コンサルティング会社(さくら事務所)と連携、だいち災害リスク研究所所長に就任。ハザードマップのない地域やハザードマップでカバーしきれない災害リスクまで考慮したリスクコンサルティングが一般化し、災害リスクを知って住む社会となるよう活動しています。


<専門分野>
 大学・大学院では地質学(堆積学・層序学・地形学・第四紀地質学・古生物学)。関東平野をはじめとした平野域における地質と地形のなりたちをはじめ、国の研究機関の津波堆積物、活断層活動度等の研究に関わってきました。

 民間では、地形・地質の専門家として災害現場で得られた知見をもとに、地盤調査・土壌汚染調査・対策工事から地盤の液状化、地盤災害リスクを認知するための手法や、地図サービス、アプリ等のサービス開発に注力しました。

 特に地盤災害(特に住宅の地震被害、水害などの発生しやすい地形要因、地盤の揺れやすさ、液状化のしやすさなど)リスク評価や伝達・表示する方法や、新たな調査方法に関する研究開発を扱ってきました。

 「微動探査」の実用化と普及については2016年より着手し、熊本地震、北海道胆振東部地震被災地のほか、インドネシアのスラウェシ島地震被災地で観測を行っている。国内では北海道から九州における都心部から離島(対馬)まで、海外ではベトナム、マレーシア、インドネシアで現地における探査を主導している。家屋耐震性計測や、深い深度の地下空洞調査、地耐力調査の可能性についても検証を進めています。

 他に関心がある分野は水環境(河川、海岸)、SDGs、越境廃棄物、貝類、貝塚、虹、地誌・地史、城跡、史跡、日本史、不動産(既存住宅)、土壌汚染、ドローン空撮(航空局の全国飛行申請許可取得済)。


<災害直後の現地調査・取材対応>
 熊本地震本震、平成26年8月豪雨(広島土砂災害)、山形県沖地震等では当日又は翌朝に現地入り、北海道胆振東部地震では千歳市内で被災し、そのままレンタカーを確保して発災直後から現地入り。熊本地震本震、広島土砂災害、山形県沖地震等では当日又は翌朝に現地入り。

 被災後の現地調査を行い、いち早い発災直後の被害状況や被害の原因推定などの調査に従事。後出しでの話や後方からの話はいくらでも言えますが、地質・地形のプロとして被害の原因について、公開資料と現地情報からいち早く何が起こったのかを追求する人です。
 
現地にて被害調査やメディア対応を実施した事例
・東北地方太平洋沖地震(浦安市、市川市、船橋市、我孫子市等)
・平成26年8月豪雨(広島市安佐南区)
・平成27年9月関東・東北豪雨(茨城県常総市・鬼怒川)
・熊本地震本震(熊本市、益城町、嘉島町、宇土市、玉名市、別府市他)
・大阪府北部地震(高槻市、茨木市、大阪市、豊中市、箕面市)
・平成30年7月豪雨(広島市安芸区、倉敷市真備)
・北海道胆振東部地震(札幌市、北広島市、安平町、厚真町、苫小牧他)
・インドネシア・スラウェシ島地震(パル市の液状化、津波)
・山形県沖地震(新潟市、村上市、鶴岡市)
・令和元年東日本台風(丸森町、水戸市、市原市、川崎市、沼津市他)
・逗子市土砂崩れ(逗子市)
・調布市道路陥没(調布市)
・2021年福島沖の地震(相馬市、新地町)
・熱海市土石流(熱海市)
・2021年千葉県北西部を震源とする地震(宮代町、春日部市、流山市他)
・吉祥寺道路陥没・三笠市道路陥没(※現地は未踏査・取材対応のみ)
・福徳岡ノ場の軽石漂着 神奈川県、東京都、千葉県、茨城県(茨城県初発見)
・2022年福島県沖の地震(相馬市、新地町、南相馬市)
・2022年5月・横浜市中区打越の土砂崩れ(横浜市)
ほか

<メディア対応実績>
 メディア関係者とも連携し、現地での初動を重視した現地リポートや、スタジオ(生放送)等で地盤や災害の解説なども実施し、地盤、地質や地盤災害の専門家として対応を行ってきた。報道関係の方向けには発災直後の情報提供、現地同行取材も対応。

 テレビ媒体ではNHKスペシャル、首都圏ネットワーク、ワールドビジネスサテライト、プライムニュース/Live News it!、日曜報道 THE PRIME、ひるおび、めざましテレビ、グッド・モーニング、ZIP!、ゴゴスマ、大下容子ワイド!スクランブル、羽鳥慎一モーニングショー、TOKYO MX NEWS、報道ランナーなどに出演・解説。

 毎日新聞、日経新聞、朝日新聞、産経新聞等の新聞媒体、日経ホームビルダー、日経アーキテクチュア、日経XTech、新建ハウジング、週刊エコノミスト等、月間リベラルタイム、ITmedia、横須賀ぷらから通信など新聞・雑誌・専門誌・ウェブ媒体の取材対応、寄稿など多数。
      

<特許>    
・特開2017-010448 地盤診断システム
・特開2017-57619  土質サンプラー
・WO2018051398  地盤安心度表示システム


<資格・学位など>
 博士(理学)、防災士、防災管理者、甲種防火管理者、特別管理産業廃棄物管理責任者、除染等業務作業指揮者、第四級アマチュア無線技士、JUIDA認定無人航空機操縦士、JUIDA認定無人航空機安全運航管理者、二級小型船舶操縦士、上級救命講習


<加入学会>
 日本地質学会、地盤工学会、日本建築学会、日本地震工学会


<趣味>
旅行、温泉巡り、史跡巡り(城跡、貝塚、博物館ほか)
地形見学、ビーチコーミング
ドローン空撮、小型船舶操縦、ガーデニング、ラーメン屋めぐり


<座右の銘>
・先義後利 (義のなき利は理解も得られず長続きせず」
・五方よし (自分、会社、顧客、業界、社会が「良し」となるように)
・疾風迅雷 (「仕事が遅いことは犯罪」という某コンサル会社の裏理念)
・科学技術は人のためになるものでなくてはならない(横山芳春,1977~)
・雲の上はいつでも晴れ(横山芳春,1977~)
※嫌いな言葉:忖度、右へ倣え、長いものにまかれろ、勝てば官軍


<SNS>
Twitter
https://twitter.com/jibansaigai

インスタ
https://www.instagram.com/yokoyama1128geo

<NOTE>
https://note.com/yokoyama1128

研究論文
https://note.com/yokoyama1128/n/na6e545d44d9b

<メールアドレス>
お仕事、問い合わせほかはこちらまで
yokoyama1128geo(a)gmail.com
 (a)→@としてください

日付データ

プロフ更新日2022/09/16 13:32 プロフ作成日2021/12/05 14:56
API更新日2024/04/19 19:40 API更新予定2024/04/19 20:40