もっと自己紹介
Tsunexの自己紹介と真面目な防災豆知識です。
(プロフィールのあとに防災豆知識を記載)
無理している人は苦手だけれど、頑張っている人は大好きだ!
よろしくお願いします!
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┃プロフィール┃
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暇な人か奇特な人だけが見る、Tsunexの詳しいプロフィールです。
たまに何かをつぶやいていますが、特に意味はありません。
リツイートが多いので[リツイートはミュート]がおすすめ。
ほぼ画像付きのツイートばかりなので面倒な人は[メディア]をタップしてね。
アイコンは愛車の運転席。
ヘッダーは七里ヶ浜海岸駐車場から見た江の島と富士山。
アイテムツイートは自分が好きで使用しているものしかツイートしません。
ただ「おすすめ」と言っても万人受けするようなブツは殆ど無く、好みに激しい偏りがあるのでサラッと流してくれて構わないです。
呼び方は「つね」で、性別は「男」です。
鎌倉幕府が出来る頃に御先祖様が京の都から今の場所に移り住んで以来、先祖代々ずっと横浜市南部に在住。
一応、とあるところの「十六代目」で、鶴岡八幡宮の氏子。
本名の名付け親は八幡様(鶴岡八幡宮)です。
自他共に認める国粋主義者。
愛車:MITSUBISHI DELICA D:5 (Grade:P)
自転車:ESR Pursuer Classic
座右の銘:實地天道
趣味:アウトドアで遊ぶこと(元ボーイスカウト)、魚釣り、天体観測、LED Flashlight。
特技:手話、刃物研ぎ、ガスストーブでご飯を美味しく炊くこと。
生活圏と出没地:横浜・鎌倉・藤沢・都内等々。
目撃・発見報告は鎌倉や辻堂周辺が非常に多い。
基本的に「来る者は拒まず、去る者は追わず」な感じ。
時々左利きに間違われますが右利きです。
Instagram : tsunex.jp
釣り具はガッチガチのDAIWA派!
堤防釣りではメバルやタチウオ、磯釣りではメジナやアジ、船釣りではマダイ・ワラサ・カツオ・マグロ等を主に狙っています。
また船釣りの称号「竿頭(さおがしら)」を何回か頂きました。
竿頭:マダイ(3回)、カツオ(2回)、ワラサ(1回)、マグロ(1回)
最近はショアジギングを始めて、腕は悪いですがハマッています。
横浜市消防局の認定資格「応急手当指導員(CPR-Instructor)」を所持しているので市内の救急救命講習会や施設職員向けの講習会、また学校の授業等にも講師や指導で時々出没します。
横浜市消防団所属(機関科修了、初級幹部科修了)
横浜市消防局応急手当普及員
横浜市消防局応急手当指導員(CPR-Instructor)
横浜防災ライセンス・生活資機材取扱いリーダー
【救急救命の指導資格について】
応急手当の普及員と指導員は、一次救命処置(CPR)の方法を指導する資格です。
一般人に対して初歩的な技術のみを教えることが出来る「普及員」と、一般人・消防関係者問わず一次救命処置全般を教える「指導員(CPR-Instructor)」の二種類があります。
自分は両方共、認定取得済み。
[普及員]
認定取得講習の受講条件は18歳以上で会社や団体等に所属している方。
防災センター等で開かれる「普及員認定講習」を受講して学科と実技の試験に合格すれば認定の取得が可能。
身近なところだと自動車学校で救急救命授業の指導をしている教官で、彼らはほぼこの普及員認定資格取得者です。
三年ごとに認定資格更新の受講が必要。
認定講習時間:24時間 (1日8時間×3日間)
講習可能資格:普通救急救命Ⅰ
指導可能範囲:胸骨圧迫、人工呼吸、AED取り扱い、止血法。
[指導員]
下記①②③のうち何れかの条件を満たした場合にのみ認定の取得が可能。
①救急救命士になる。
②消防従事者が指導員講習を受けて学科と実技の試験に合格する。
③普及員資格を保持している消防従事者が指導員管轄の元、直近一年間で累計15時間以上の認定講習指導経験(知識・技術)を積み、指導員により認定に足ると認められる。
認定条件は結構厳しく、また指導員になるとそれに見合った確実な知識・技術・指導力が必要になるので普及員のみの取得にとどめる方もいます。
普及員の認定資格講習をおこなうのは指導員。
消防を退職した場合は認定資格失効。
講習可能資格:普通救急救命Ⅰ、普通救急救命Ⅱ、上級救急救命、応急手当普及員
指導可能範囲:胸骨圧迫、人工呼吸、AED取り扱い、止血法、気道異物除去法、幼児救急救命全般、三角巾取り扱い全般、搬送法、普及員認定講習と指導、その他一次救命処置に関すること全て。
【I love it when a plan comes together.】
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┃防災豆知識┃
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災害に備えたり被災した時に使える豆知識を載せておきます。
これは東日本大震災が起こる数年前、個人的に作成してHPやブログなどにアップして時々加筆や修正をしてきたもので、実際に防災訓練の指導で参加者の方々に話したり質問を受けたときの答えと同じ内容です。
テキストのみなので筆記でメモを取ったり、コピーしてスマートフォンやタブレットのメモ機能に登録したり楽に出来ると思います。
またテキスト状態なら保存してもデータが占める割合は少ないです。
防災意識を高めて色々備えたり、万が一被災した時の参考にしていただければ幸いです。
《もくじ》
▷防災の基本
▷普段からの備え
▷簡単な予行練習
▷水と食料の備蓄
▷海外からの救援物資
▷避難時の注意点
▷避難場所の種類
▷対応する行政機関
▷緊急時の救難信号
【防災の基本】
①自助:自ら災害に対して備える。
②共助:地域住民同士で助け合う。
③公助:公的機関に助けてもらう。
【普段からの備え】
①各市区町村や町内会等の自治体単位で行われる防災訓練には、なるべく参加するようにしましょう。
各市区町村等が開設している無料の防災情報メールに登録して、普段から様々な防災情報を得るように心掛けてください。
②普段から家族や友達等と避難する場所を話し合って、被災した場合はどうするかを決めておく事が重要です。
もし生活圏以外で被災した場合、戻ってきた時に自宅以外に向かう場所が解っていれば通信網が断絶されていてもお互いの安否確認がしやすくなります。
③家具や家電製品は出来る限り壁等に固定しておきましょう。
割れやすいガラス窓に飛散防止用フィルムを貼るのも有効な対策です。
④自室や寝室にスニーカー等の靴を避難用の上履きとして用意しておきましょう。
地震や暴風雨等で割れてしまったガラスや倒壊した家具の中を素足で歩くのは非常に危険ですが、上履きがあれば比較的スムーズに避難行動に移せるようになります。
⑤携帯電話やスマートフォンの電源が失われた時に連絡先が解らなくならないよう、家族や親戚・友達等の連絡先を普段持ち歩くメモ帳等に書いておきましょう。
最近のスマートフォン等は色々な機能が付いていて便利な道具ですが「電源が失われたら何も解らず、何も出来ずに途方に暮れる」という事が無いように気をつけて下さい。
⑥普段から持ち歩くバッグにはホイッスルや懐中電灯を常備しましょう。
まわりに注意を促す場合、倒壊した家屋や建造物等に閉じ込められた場合や雨の中等、大声を出すよりもホイッスルを吹いた方が体力の消耗がかなり抑えられます。
また夜間に大きな災害が起きると停電になる確率が非常に高く、灯りが無い状態だと避難すら難しくなり非常に危険です。
⑦仕事や外出先での被災に備えて、普段から防災マップ等を見て「徒歩での安全な帰宅ルート」を確認しておくとパニックになりにくいです。
また、勤務先に運動靴等の歩きやすい靴・マスクや軍手を常備しておくと体力の消費を抑えながら比較的安全に帰宅することが出来ます。
⑧乾電池で駆動出来るラジオを常備しましょう。
最近は災害が起きると「災害用地域FM局」を開設する地方自治体が増えてきたので、AMとFMの両方を受信出来るものがおすすめです。
テレビやインターネットと違って省電力で回線が不要、何かを行いながら情報が得られるラジオを活用してください。
⑨防災用で備蓄する「乾電池で駆動させる機器」を揃える場合、使用する乾電池のサイズをなるべく1つか2つに統一させると良いです。
個人的には「単3形」と「単4形」で駆動出来る機器で揃えるのがおすすめ。
単3形は汎用性が高いので使用機器も多く、被災時の支援物資の中では比較的入手し易い乾電池サイズです。
⑩最近はキャッシュレス決済が普及していますが、停電や通信網の断絶でレジが使えなくなったお店での支払いや公衆電話用として「現金(特に小銭)」を持っておくことをおすすめします。
コンビニエンスストアやスーパーマーケット等は停電の時点でレジが起動せずキャッシュレス決済が使用不可能になる場合が殆どで、目の前に欲しいものがあっても支払いが出来なければ手に入れることが出来なくなります。
【簡単な予行練習】
①非常持ち出し用バッグを作ったら家の中で良いので「必ず背負って暫く休まずウロウロ」してください。
実際に使う場面では地震で倒壊した瓦礫や余震が続く中だったり暴風雨の中を逃げることになるので、普段身に付けてみて「ちょっと厳しいかな」と思う負担は実際の避難時に「かなり厳しい!」と感じる負担となります。
荷物が偏って背負いにくかったり重すぎて厳しかったり色々な問題点に気付くと思うので早めに改善することをおすすめします。
実際の避難で「背負って逃げられない非常持ち出し用バッグ」では本末転倒です。
②地震の大小に関わらず地震発生時に余裕がある場合は「避難経路のドアを全て開放するクセ」を付けると揺れの影響で家屋が歪んで閉じ込められる被害を軽減出来ます。
万が一に備えて防災用品を備えるとき、ついでにお互いが声掛けをしてまわりながらドアを開放していく練習をすると良いです。
注意:実際に地震が起きたときに身動きが取れなかったり余裕が無い場合は「無理をせず身の安全の確保を最優先」にしてください。
【水と食料の備蓄】
①防災用として備蓄する食料(非常食)は、普段冷蔵庫やキッチン等に買い置きをしている食材とは別のものです。
最低でも家族が10日以上凌げる量の水と食料等を備蓄しておいてください。
②電気・ガス・水道が止まると食材を加熱したり、お湯を沸かす事すら困難になる場合があります。
長期保存可能で、そのまま食べられたり水で簡単に戻して食べられるモノがおすすめです。
③キャンプ用で出回っているレトルト食品は味が濃い分だけ喉が渇きやすく余計に水分が必要になったり、長期にわたる避難生活では飽きやすいのでおすすめ出来ません。
④避難所の拠点となる地域防災拠点には水や食料の備蓄がありますがアテにしないでください。
また避難所所が小学校や中学校の場合、授業中に災害が起きて避難所として解放されると備蓄されている水と食料は「児童優先」になります。
【海外からの救援物資】
缶詰が缶切り無しで開けられるのは日本国内の物と一部のものだけです。
海外からの救援物資で配給された缶詰が開けられない状況を避けるため、普段は使わなくても缶切りを備蓄しておくことをおすすめします。
また欧米の乾電池サイズの名称は日本の数字表記と違って「アルファベット表記」になります。
覚えておくと救援物資を要請するときに通じやすくなると思います。
[乾電池の名称]
乾電池:Battery Cell (ばってりーせる)
単1形:D
単2形:C
単3形:AA
単4形:AAA
単5形:N
単6形:AAAA
【避難時の注意点】
突然の震災や風水害で避難勧告が発令されてから行動を起こしても焦ったり気が動転してしまい、普段のような思考や行動が出来なくなります。
普段から備えておけば下記のようなときに自分や家族を守るための非常に強力な力となります。
[災害の予兆がある場合]
落ち着いて準備や避難が出来る間に早め早めの避難行動を心掛けてください。
落ち着いて避難行動をした分だけ、後の避難生活での後悔が少なくなります。
[突発的な災害が起きた場合]
出来る限り素早く行動に移して安全な場所に避難してください。
楽観的な考えで初動が遅れると命を落とします。
《避難行動のポイント》
①非常持ち出し用のバッグは背中に背負って両手が空けられるバックパック(リュックサック)にする。
夜間の場合、手に持つ懐中電灯よりもヘッドランプを着装して使えば両手が空きます。
②持ち物は貴重品・数日分の着替え・最低限の非常持ち出し品、持病等で薬が必要な場合は薬とお薬手帳等、必要最低限のものだけにする。
③身体を保護するため服装は季節を問わず長袖の上着、軍手等の手袋、ヘルメット等をかぶる。
暴風雨であれば飛来物から頸部を保護するため首にタオル等を巻くと良いです。
④家を出る時はガスの元栓を締め、電気のブレーカーを切ってから避難する。
また可能であれば家電製品のコンセントを全て抜く。
⑤車で避難すると渋滞を招いたり緊急車両等が通行する際の妨げになるので、なるべく避難は徒歩でおこなう。
⑥まわりが停電していても切れた電線等には絶対に近づかず、またどんな理由があっても触らない。
⑦震災や風水害を問わず、狭い路地・がけ下・川沿いは崩れる可能性があるので出来る限り避けて避難する。
⑧沿岸部や沿岸に近い河川付近にいたときに河川上流での豪雨や大きな地震が起きた場合、各種警報等が発令されていなくても高台等に避難する。
⑨堤防の近くやダムの下流域に住んでいたり居合わせた場合、震災の場合は堤防やダムの決壊、風水害の場合はダムの特例操作(緊急放流)に備えて早めに高台等に避難する。
⑩スマートフォンや携帯電話等は充電可能な電源が確保出来るまでは余計な使用を極力避け、緊急時の連絡等のために使用する。
スペアバッテリーの過信は禁物です。
[主要都市の道路]
大規模な地震が発生した場合、強制的に封鎖や車両通行禁止になる道路があります。
意外と多いので日頃から道路脇の標識等に注意してチェックしておく事をおすすめします。
[首都圏に住んでいる方]
大規模な地震が発生した場合、東京都と神奈川県の境(多摩川)にかかる橋が全て封鎖されてしまうので気を付けて下さい。
[ダムの防災操作]
特例操作は一般的に緊急放流と言われているもので、正式には「異常洪水時防災操作」や「特別防災操作」のことです。
特例操作がおこなわれる前の段階の放流は「洪水調節」や「事前放流」になります。
[小学生のお子さんがいる方]
大規模な地震が発生すると公立小学校では児童を帰宅させません。
地震や震災に伴う火災等が収まるまでの暫くの間、例え親が迎えに来たとしても引き渡しません。
これは2011年の大地震発生直後に児童を帰宅させた為、津波や二次災害に巻き込まれた児童が多数出てしまった教訓からです。
公立小学校の校舎は耐震工事が施されている上、大抵は地域の防災拠点に指定してあるので、自宅に帰るよりも安全な場合が多いです。
[自分は被災せず友人や知人が被災した場合]
被災地の友人や知人に安否確認や状況確認で電話やメール等を頻繁に送ることは(相手が望んでいる場合を除いて)極力避ける。
被災して体力的精神的にも余裕の無いところに頻繁な連絡をとる行為は相手に余計な気遣いをさせるばかりでなく、スマートフォンや携帯電話等の大事なバッテリー残量も確実に削ってしまい、相手の生存に関わってくる迷惑行為となる場合があります。
野次馬根性や興味本位からくる安否確認や状況確認は絶対にやめましょう。
【避難場所の種類】
地域には必ず避難場所や防災拠点があるので、最低でも1回は実際に行ってみて「どんな場所なのか」「避難する時はどの道を使うのが望ましいか」等の確認をしてみる事をおすすめします。
どの避難場所においても、そこにいる指導的立場の方(市区町村の防災担当者や施設の責任者等)の指示に従い、冷静に判断して行動する事が大切です。
[一時避難場所]
大規模な地震や災害が発生した場合に地域住民等が集まり、一時的に周囲の様子を伺う場所です。
また別の避難場所(広域避難場所や地域防災拠点)に移動する際、地域住民が集まり待機する場所になります。
[広域避難場所]
大規模な地震や災害が発生して、それに伴う火災が多発・炎上拡大した場合、熱や煙等から逃れる為の避難場所になります。
大抵は公園や団地等が指定されています。
大規模な火災から逃れる為の場所なので備蓄等は無い場合が多いです。
しかし火災が発生していない震災時でも地域住民が集まり、お互いの安否確認や今後どうするか等を話し合える重要な場所になります。
[地域防災拠点]
大規模な地震や災害が発生した場合の避難場所になります。
大抵は公立の小学校や中学校が指定されています。
一時避難場所や広域避難場所との大きな違いは、名前の通り大規模災害発生時に避難拠点として使用するための設備を備えている事。
水・食料・生活用品・被災時用の資機材等が備蓄してあり、被災した地域住民の方々が避難生活を送れるようになっています。
防災無線が必ず設置されており、救援物資などの配布・様々な情報の提供、また家族や親族の安否確認が出来る場所となります。
[地域医療救護拠点]
大規模な地震や災害が起きた時に限り、初期対応として災害発生後3日間(期間延長の場合あり)設置される、被災負傷者等の応急医療を行う臨時の救護所です。
《注意》
避難所の種類を問わず、水や食料だけではなく避難生活に必要な資機材を備蓄していることもありますがアテにしないでください。
特に発電機は避難生活では欠かせないものですが「災害を皆で生き延びるため」に必要な防災通信機器や各種生活資機材の使用・充電・夜間の灯り等を「限りある燃料」で稼動させるものです。
私物の充電等に使うものではありません。
【対応する行政機関】
災害が起きたとき、政府より激甚災害(広範囲にわたり壊滅的な状況に陥り、都道府県では対応が困難な災害等)の指定がされた場合を除いて、基本的に対応するのは当該地域の市区町村や都道府県の行政機関で、政府や総理大臣ではありません。
自衛隊に「災害派遣要請」を出すのは当該地域の都道府県知事になります。
早い話が「その地域でおこなわれた選挙において有権者が投票で選んだ議員や長(市長、都道府県知事等)が主導して災害の対応をおこなう」ということです。
【緊急時の救難信号】
下記のものは日本の救助隊や自衛隊だけではなく、国際救助隊等に助けを求める場合にも使用出来る「世界共通の救難信号」になります。
《音や光で表す場合》
音や光を使うモールス信号(符号)は、音や光の長[―]と短[・]を並べて英数字や記号を表します。
[・]3回がSを、[―]3回がOを意味し、これを並べてSOSにすれば「お互い(自分と救助隊等)の存在がハッキリと認識出来ていない場合」にも使用可能な救難信号になります。
モールス信号でのSOS
[・・・ ― ― ― ・・・]
音や光の点滅でSOSを発信する場合「救助隊等に認識、または発見されるまで」繰り返します。
[―]は[・]の3倍の長さが基本で、ハッキリとメリハリ良く、また1回のSOS発信後に少しだけ間を置くと認識されやすくなります。
笛で吹くと「ピッ ピッ ピッ ピーッ ピーッ ピーッ ピッ ピッ ピッ」になり、中に球が入っていないNon-Ballの方がモールス信号のSOSを吹きやすいと思います。
《体を使って表す場合》
自分から救助隊等が見えていて、相手からも自分が見える場所にいる場合に使う救難信号です。
Y
真っ直ぐ立ち、両手を斜め上に伸ばして「Y」を作ります。
これは「SOS」を表し「救助を求めます」という意味になります。
I
真っ直ぐ立ち、左手だけを斜め上に伸ばします。
これは「OK」を表し「わかりました」という意味になります。
《地面等に描く場合》
捜索や救助に来てくれた航空機へ向けて示す救難信号です。
地面にペンキやチョーク、または何かを並べて描きます。
なるべく風で飛ばされない物で描き、出来る限りヘリコプターの接近や離着陸のときに邪魔にならない場所を選んで下さい。
言葉を描く場合は[カタカナ]がおすすめ。
上空から良く見えるように、とにかく大きく目立つように描く事が重要です。
特に下記救難信号は激甚災害等で海外の救助隊が応援に来てくれたときに有効だと思います。
直線のみのシンプルな組み合わせなので少ない体力や僅かな材料でも描きやすく、多少いびつでも上空から識別しやすいように考えられています。
SOS
救助要請。
無理に丸く描こうとせず[デジタル表示の505を意識して描く]のがコツです。
必要に応じて下記の記号をSOSの下にあたるスペースに描いてください。
┃ (太めの縦線を1つ)
傷病者がいて医師が必要です。
┃┃ (太めの縦線を2つ)
医療用品が必要です。
F (ローマ字のFを1つ)
食料と水が必要です。
LL (ローマ字のLを2つ)
救助は必要ありません。
↑ (矢印)
この方向に進んでいます。
この方向に避難しています。
×← (矢印の先にバツ印)
これ以上先には行けません。
※注意※
救難信号は被災した場合だけではなく、アウトドア(キャンプや登山等)での緊急時にも使用出来るので、覚えておいて損は無いと思います。
防災豆知識は以上です。
万が一被災しても絶対に諦めず、周りの状況をきちんと見定めて、慌てず落ち着いて行動してください。