自己紹介
怖くておそろしー、座敷童だよ。がおーっ。「。」←これは、なんか近くにいる妖精だよー。
I'm Zashikiwarashi。,it meaning is Japanese ghost/monster.
U can call me Zassi,Nice to meet ya:)
(sry my poor English)
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デバイス:デスクトップ。ゴーグル購入検討中。
チャット:テキスト、筆談のみ。皆が話す分には、大丈夫だよ。
プレイスタイル:RPメイン。妖怪のわれは、世界観重視。妖精。のボクは、けっこーノリで話すよ!何でも気軽に話してねー!
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座敷童について:ざっしーって呼んで。夜は、われの時間ー。遊ぶのも、お話するのも、大好きだよー。気軽に、話しかけてねー。こわーい、妖怪だよー。
※妖精注:いや、あんまり怖くないかな……。
妖精。について:同上ー!どうじょー!って、童女とも書けるんだよねー。でも本当に童女なのはざっしーの方だよねー。ボクはオットナー!なレディだもんね。昼はざっしーが寝てる事が多いから、ボクが話すことが多いよ!!ちなみに、「。」←これがボクだよ!中の妖精とでも、キザシとでも、うるさい方とでも。好きに呼んでね!
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昔話:
……あの子の事?ボクにわざわざ訪ねに来るなんて、モノ好きなんだね。見ての通り、ただの座敷童さ……なんて言葉じゃ、キミは納得してくれないかな。ならちょっとだけ、昔話をしてあげよう!でも、ちょっと……と言っても、それはボクらにとってのちょっと。定命の者にとっては長いかもしれないから、覚悟してね。
時は天暦、平安の世。彼女は生まれ、そして早くに亡くなった。悲劇は悲劇。でも、残念ながらよくある話さ。口減らしって聞いたことあるかな?飢えが彼女の土地を襲い、彼女はたまたま、選ばれた。そのまま土間に埋められ、忘れられ……時は流れた。
座敷童子の伝承は知ってるかい?この世界では……確か岩手県って呼ばれてたかな。あそこで生まれた、噂話さ。……妖怪は、人から生まれる。皆がそこに妖怪はいると思えば、そこにいるのさ。そんな座敷童子の伝承が日本中に広がり……埋められ、忘れられた彼女は妖怪として甦った。とはいえ、元は忘れられていた存在だ。力も強くない、大したこともできやしない。ただ子供たちに混じって遊び、座敷の奥にひっそりと暮らす。それだけの、しがない妖怪さ。
そして彼女には親友が出来た。槐って名前の、女の子さ。槐は彼女に鞠の蹴り方を、おはじきの弾き方を、笛の吹き方を教えた。二人は楽しく遊んでいたさ。でもそれはずっと続かない。座敷童子は子供にしか見えず、分からない妖怪。だから槐が大きくなると、彼女の事は徐々に見えなくなっていった。徐々に忘れていった。それはそうさ。妖怪は、人から生まれる。子供にしか見えない、という形で生まれた座敷童は、子供にしか見えない、という形でしか生きられないからね。
親友を失った彼女はそれでも子供たちに混じって遊び、座敷の奥にひっそりと暮らし続けた。ずっと。ずーっと。……そして、時は更に流れた。
……いつの間にか、外で遊ぶ子供はいなくなっていた。子供たちは家の中で、一人明るい画面を見続けていたから。座敷童を、見ようともしないから。彼女は、また忘れ去られようとしていた。
だから彼女は旅に出た。彼女を見つけてくれる人を探すために。彼女を覚えてくれる人を探すために。ボクと出会ったのも、妖怪屋敷に誘われたのも、その時。妖怪の皆を知り、触れ、成長して。皆の想いを受け取って、子供と遊ぶだけの座敷童子じゃない、妖怪と人に紛れて生きる座敷童として成長していった。そして旅はどこまでも続いた。南に、北に。果ては異なる世界に。滅びた文明に涙し、世界を支える大樹に祈り、海の上に浮かぶ月に枕し。そうして旅の末、ボクと彼女はこの世界に辿り着いた。これを見ているキミ達が住んでいる、この世界に。そしてボクと彼女は、今を生きている。ここからは……キミ達の物語かな。素敵な物語を、一緒に紡ごうね。
……え、ボクのこと?槐……いや、キザシとでも呼んで。親友を忘れた後悔が産んだ、小さな小さな妖精。こうしてキミと出会えたことが、何かの兆しになれば、嬉しいな。