もっと自己紹介
むかーしむかし、地球から遠く離れた異次元の世界に、宝石のたくさん取れるのどかな国がありました。
その国で生まれた人のほとんどは、岩山を掘り、石を磨いて、日々つつましく暮らしていましたが、
中には宝石に宿る力を借りて、火や雷の魔法を操ることのできる人たちもいました。
人々はそんな魔法使いたちに土地を守ってもらい、代わりにお金や野菜を納めることにしました。
こうして「王様」とか「貴族様」とかいう人たちが生まれたわけです。
ある日、のどかな国は隣の国と戦争をすることになりました。
隣の国は、のどかな国の宝石が欲しかったのです。
のどかな国の王様と貴族たちは先頭で戦いました。
おかげで国は守られましたが、たった一人、隣の国の矢を受けて命を落とした者がいました。
タンザナイトという石の力を借りていた、貴族の青年でした。
青年の死を誰もが悲しみましたが、いちばん悲しんだのは彼の双子の妹でした。
妹は兄の死を受け入れられず、来る日も来る日も泣き続けました。
そうしてしばらくたった頃、妹はある魔法の儀式について知りました。
それは人形に死んだ人の魂を込める、禁じられた魔法でした。
悪いことと知りながら、妹は一年かけて儀式を進め、とうとう青年の魂を復活させたのです。
妹は泣いて喜びました。姿かたちは変わってしまいましたが、それは兄に違いありませんでした。
ところが妹がしたことはすぐに王様の知るところとなり、ふたりは罰を受けることになりました。
「遠い遠い別の世界にある、十万の清らなる魂をもってすれば、汝の罪は償われるであろう」
そう言って王様は、小さな兄と大きな妹を遠い遠い異次元の星へと飛ばしたのでした。
ノエル・タンザナイト(312歳、推しマーク:💎✨)
天上天下唯我独尊系。元は2m30cmの八尺様♂みたいな美男だったが戦争により命を落とし、妹の手により魂だけ復活した。好きな物はナッツ入りクッキー、嫌いなものはウメボシとかいう塩漬けのプラム。
言葉遣いや態度に不遜なところが目立つがそれは上辺だけのことで、普通に他人の心配もするしドジも踏む。一度死んだ弊害で魔法がまったく使えないためある意味スペック落ちしているが、それはそれとして気にせずニンゲンライフを楽しんじゃうタイプ。
妹のことは小さい頃から「守って当然の存在」と思っており、体が小さくなった今も「僕が面倒を見てやる!お兄ちゃんだからな!」と豪語してやまない。
ホリー・タンザナイト(312歳、推しマーク:💎✡️)
おっとり系。身長2mの色んなところがでっかい魔法使い。戦死した兄を復活させた人。好きな物はチョコレート、嫌いなものはカモミールティー。
何があっても基本的に「あらあらあらまぁ〜」という感じなため頼りなく見える。ニンゲンの世界ではおまじない程度の魔法しか扱えず難儀しているが、何があっても明るい兄に救われている。
兄のことは「長子だからと空回りしがちだから私が守らないといけない存在」と思っており、今の体になってからは更に庇護欲が増してしまっている。ノエルのロリータ系のファッションはみんなこの人が揃えている。
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