プロフィールをご覧いただきありがとうございます。
楓煌サク改め、「薙咲/Nagisa」といいます。
こちらでは私の音楽に対する姿勢、考え方、自身の野望などをつらつらと書き記しておこうと思います。これは自らの備忘録として、1度音楽を挫折したことに対する戒めとして、残しておきます。
冗長で乱筆かとは存じますが、ぜひご一読していただけますと幸いです。
私は6年前、高校3年生の頃にボカロPを志しました。私の青春を彩ったボカロと、そのクリエイターたち(例えばじん、40mP、西沢さんP各氏)に憧れ、羨望の眼差しを向けていました。
そして18歳の時に晴れて「楓煌サク」という名義でデビューを果たします。ネットの海で色々な仲間に出会い、様々な作品を世に送り出しました。自主アルバムを作ったり(
https://vocadb.net/Al/39871/share)楽しく活動していました。
その後、大学受験の失敗、浪人、失恋など個人的な苦難が続き、活動方針にもブレが現れました。私は音楽大学に進学し、ジャズを専門に学んで、現在は実際にジャズミュージシャンとして活動しています。
その間、全く曲が作れませんでした。この時期「楓煌サク」は死んでいたのです。
実に9ヶ月も居なくなったり…真剣に音楽に向き合ってないな、と気づくには時間がかかりすぎました。
本当に自分がやりたい音楽、届けたい音楽は何か?大学を卒業して以来、ずっと自問自答してきました。
その答え(暫定)は、「誰かの幸せの小さなきっかけになりたい」でした。これは私が敬愛する槇原敬之氏の楽曲の一節です。
元来、私は誰かの笑顔が好きでした。しかし、いつしか自分が苦しむうちに他人を慮る余裕が無くなってしまったと考えています。
実際、楓煌サク後期の作風は暗い歌詞の事が多いです。でもそれは本当に落ち込んで暗がりにいるのではなく、当時の自分を俯瞰して見れている証拠だと思うのです。
私は今、希望に満ち溢れ、やりたいことをやり、音楽を心から楽しめる状況まで回復しました。だからこそ、暗い歌詞や音楽を私独自の視点で捉え、組み立て、創り出す特殊技術を備えているのです。
私は、そんな音楽を必要とする人に寄り添い、時に泣き、感情を共有したいのです。
そんな訳で、心機一転「薙咲/Nagisa」という名義で2024年6月から再スタートを切ったのです。この名義、もちろん込めた願いや意味はありますが、それについてはまた次の機会に言及するとします。恥ずかしいので…
私は将来、ボカロPとして、ミュージシャンとして、最もリスナーの心に近い人間になりたいと考えています。この先、色々あるでしょうが、どんなときも人を想える私でありたいのです。
ちっぽけで、それでいて尊大な野望だと自負しています。簡単じゃない。でも、音楽を操る者として選ばれたのではないか、とも思うんです。
この音楽活動を通じて、色んなことに気づき、感情が動かされる度にリスナーに衝撃を与える、そんな薙咲でありたい。