データ管理杜撰子
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ユーザー名:@tosya_itsuki 🔒
登録日:2023年08月14日
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updated: 2026-07-11 13:40:42
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𝕏 自己紹介
バイバイ言ったら(俺が)死刑なルール。時給−1216円。
概要
日雇い樹(@Itsuki_IA_ym)の永久鍵垢🔒
絵が好きな方をフォローしています。
ツイート内容
・🕷️への劣情・気色の悪い愛情もどき(自認が🕷️のストーカー)
・夢絵、夢ツイ
・ついせんツイ
・日常ツイ(ほぼ毎日病んでいる)
・イラスト進捗
・顔写真などの生身
下ネタも言うし結構気持ち悪いことも言う
空リプしまくります。
個人情報
2006年4月18日生まれの女
・都内住み
・大学生
趣味:お絵かき、服を買う
好き:ぐでたま、フォロワー様
苦手:虫、炭酸、人前、肉、麺類
驚くほど記憶力が悪い
自カプ曲リスト(パスは記念日と私の誕生日並べた、数字8文字)
自カプについて(パスは記念日と私の誕生日、数字8文字)
絢雷雷神の過去(公式コピペ)
兄貴は、俺の憧れだった。
その時の気分で俺たちを殴るクズみたいな男と、そんな男に依存するだけの女とは違って、俺を守ってくれた。兄貴が十五歳、俺が八歳の頃、兄貴はあの男を金属バットでボコボコにした。
それからは、殴られることもなくなった。近所の悪い奴らは、みんな兄貴に一目置いていて、何かあったら相談にくるくらいだ。
そんな兄貴が、誇らしかった。
いつも俺は、兄貴についてまわろうとしていた。兄貴みたいになりたかったからだ。
ただのガキでなんの役にも立たない俺が、邪魔なのはしかたない。時々は殴られたが、あの男と違って手加減してくれたのは、俺にも分かっていた。
それに時々は、一緒についていくことを許してくれた。
「しょうがねえな」
って不機嫌そうな顔で言いながら。
でも俺は知っていた。兄貴が俺を連れて行ってくれるときは、俺にも仕事がある時だ。
こんな俺でも、兄貴の役に立てるのが嬉しかった。
「おい、うるさくすんじゃねえぞ。お前はただ、黙って俺の言うとおりにするんだ。いいな?」
「わかってるって。もうガキじゃねえんだから」
兄貴の口調を真似して、ガキのくせにそう強がった。
「ガキのくせに、生意気言うんじゃねえよ」
そう言いながらも、兄貴は笑ってくれた。まあ・・・・・・時々は殴られたが、それは俺が生意気だったからで、別に恨んでるわけじゃなかった。
俺は兄貴に言われるままに、仕事をした。そんな時は、決まってガキらしく振る舞うように言われていたから、嫌でもそうするしかなかった。俺みたいなガキだと、相手も油断するらしい。
仕事が終わると兄貴の機嫌もよかったし、兄貴の役に立てて、俺も嬉しかった。
もう、ガキともいえない年齢になった頃、兄貴に連れられてタトゥーショップに入った。
顔中にタトゥーを入れた、アホ面した奴が店主の、スラムの裏路地にある小汚い店だ。
「なんでこんなとこに? もっといい店あんだろ」
表に出れば、もう少しまともな店もある。雑貨が置いてある脇に、ろくに整備もされていないような道具が転がってるだけで、正規の届け出をしているようにも見えない。
「文句言うんじゃねえよ。こいつは腕がいい」
アホ面が、にやにやとこっちを見ながら言った。
「で? どうすんの? やるの? やらないの?」
「やるに決まってんだろ。なあ?」
「俺は別に・・・・・・兄貴の用事じゃなかったのかよ」
「なんだ? 怖いのか?」
「怖くなんかねえよ!」
「じゃあ、うだうだ言ってねえでやれよ。ほら、俺とお揃いのやつ」
そう言って、兄貴は袖をまくった。シンプルなデザインだが、いつもかっこいいと思ってた、あのタトゥーだ。
「兄貴と同じやつ?」
「金は出してやるから、ちゃっちゃと終わらせろ」
「しょ・・・・・・しょうがねえな。そこまで言われたら、やらないわけないだろ」
ぶっきらぼうにそう答えたけど、内心は嬉しかった。兄貴に認められたような気がして。
兄貴のチームは、腕にタトゥーを入れるしきたりがあったが、デザインは全員違う。だが俺は、兄貴の弟だから、特別に同じデザインが許された。
それが、何より誇らしかった。
それを切っ掛けに、俺は正式に兄貴のチームに入った。今までは、兄貴の後ろをついてばかりだったけど、仕事を任されるようにもなった。ようやく、一人前になれたような気がして、それが嬉しかった。
俺が腕にタトゥーを入れて、一週間後のことだった。
逮捕じゃなくて、重要参考人だとかそんな名目で、俺は引っ張られた。
こういうときは、全部つっぱねろと兄貴から教えられていたから、何も知らないとだけ言って、あとは黙ってふてくされていた。
事実、俺は何も知らなかった。関わってもいない殺人事件のことなんか、どうでもいい。どうせ、すぐに解放される。後で、面白おかしくチームの仲間に話すネタが出来たと、その時は思っていた。
だが、いつの間にか俺は容疑者になっていて、しかも逮捕までされていた。
留置所にぶちこまれて三日後に、兄貴が面会に来てくれた。
「おい、何か話したか?」
「何も話してねえよ。だいたい、俺は無実なんだからな」
「ああ、知ってるよ。お前にそんな度胸があるわけねえからな」
「んなわけねえだろ! 出来ねえわけじゃねえ。やらねえだけで」
「へっ。元気そうじゃねえか」
兄貴の言う通り、少しは元気が出た。兄貴は最後に、何も言うな、とだけ言って帰って行った。
弁護士のこととか、色々聞きたいことはあったが、それも情けない気がして、聞けなかったのは残念だった。
裁判は、行われなかった。
どうやら、決定的証拠があったということらしい。そんな馬鹿な話はあるかと思ったが、それが法律というものらしかった。
国から選ばれたという弁護士は、端から俺の話を信じないで、素直に認めた方が早く出られるなんてふざけたことを言ったから、ぶん殴ってやった。
次に来た奴には、もう少しまともな対応をとったが、それでも結果は変わらなかった。
決め手となった証拠は、腕のタトゥーだった。
防犯カメラに映っていた犯人が、俺と同じタトゥーを彫っていたらしい。
俺は弁護士に、タトゥーを入れた時期の話を必死に説明した。殺人事件が起きた日は、俺が兄貴にあの店に連れていかれた日の、二日前だ。
調べれば分かる。そう言って、店の場所を伝えた。
だが、そこに店はなかった。どこかの外国人がオーナーをやっているただの雑貨店で、俺の話は全て嘘だと決めつけられた。
三ヶ月。
一方的に裁判だかなんだかが行われて、それが終わるまで、俺は留置所にぶちこまれていた。
その間に、三回・・・・・・殺されかけた。二回は返り討ちにしたが、三回目で腹を刺された。
裁判は、俺が病院に入っている間に終わっていた。証拠不十分というやつだと、後で弁護士に聞かされた。
病院から出ると、兄貴が俺を迎えに来てくれた。
その時気づいたが、兄貴の腕には、タトゥーがなかった。
留置所に面会に来てくれた時もそうだったのかもしれないが、その時はっきりと、気づいた。
「よう。飯はまずかったか?」
兄貴は、上機嫌だった。
「・・・・・・あんなまずい飯は、もう二度と食いたくねえな」
「そりゃそうだ。ま、なんにせよ、良かったな」
肩を叩いて、兄貴は笑っている。だが、どうしても確かめずにはいられなかった。
「兄貴・・・・・・タトゥー、どうしたんだ?」
「ん? これか? 消したんだよ。今の技術はすげえな。見てみろ、完全に消えてんだろ」
「そうじゃねえよ!」
「こんな所で怒鳴んじゃねえよ。詳しく話してやる。言いたかなかったが、俺は・・・・・・はめられたんだ」
「・・・・・・はめられた?」
「とにかく行くぞ。ここじゃ危険だ」
兄貴は、誰かにはめられたのか? 俺はただ、そのとばっちりを受けただけで・・・・・・。
俺は、兄貴を信じた。
いや、信じたかった。
兄貴に連れられて、いつものたまり場についた。そこにはチームの仲間が揃っていて、俺を歓迎してくれた。
歓迎といっても、お祝いするためじゃない。俺を、殺すためだった。
「いつもお前が邪魔だったよ」
兄貴は、機嫌がいいのか悪いのか、よくわからない口調で、そう言った。 「アホみてえに後ばっかりついてきやがって、クソの役にもたたねえ。最後の一仕事で、身代わりになってもらおうと思ったのに、無罪ってなんだ?」
「……………兄貴」
「留置所で素直に死んどけよ。そうすりゃアホな検事がお前を有罪にして、この件は終わる。そのはずだったのに」
ここで死ぬとしても、絶対に許せない奴が、目の前にいる。
俺は馬鹿だったが、留置所で一つだけ学んだことがある。やられる前にやれ、だ。
いや、二つか。身を守るには、武器が必要だ。
俺は、ポケットに忍ばせていたナイフを取り出して、兄貴を刺した。
何度も、何度も。
周りの奴らは、それをアホみたいな面で見ているだけだった。
殺しても死なないような奴だと思っていたのに。
俺の憧れで・・・・・・あの男から守ってくれたヒーローで。
そして、俺をはめて殺そうとした、最低な奴だったのに。
チームは、バラバラになった。
誰も、俺に兄貴の復讐をしようとは考えなかったらしい。通報するような奴もいなかった。
兄貴の件は、馬鹿な奴が馬鹿な理由で馬鹿に殺された、そんなありふれた一つの事件として、葬り去られた。金持ちが馬鹿に殺された時とは違い、俺が逮捕された時のような捜査は行われなかった。
俺は、タトゥーを消さなかった。
これは、証だった。
当然、罪の証じゃない。
これは、二度と人を信じないという証だ。
タトゥーを見るたびに、思い出せるように。
俺はもう、二度と人は信じないと誓った。
🔮運勢占い
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