月詠 流那(つくよみ るな)
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ユーザー名:@sv73078
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updated: 2026-07-04 13:00:46
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「鬼滅の刃」創作也 鬼殺隊十一人の柱が一人 姿絵 掛軸共にAIを用いて用意 軸は大正 仕様書必読 大切な旦那 @kamado0000 私も愛しております。 霞 恋 水 蟲 風 〆 原作完結迄読了済
仕様書
縁繋ぎ可…同作 他作 創作
縁繋ぎ不可…一般 艶垢 懸賞垢 晒しや誹謗中傷をする者など
返信頻度は🐢〜🐇まで。筆が進めば壁破壊も。
幻屋敷(座敷)は立ち入り自由。雑談〜相談まで。
但し座敷に居ることは極稀。主に時線での会話が主。
月詠流那について
◆ 基本プロフィール
• 階級: 甲(「柱」(幻柱))
• 年齢: 二十三歳
• 呼吸: 霞の呼吸の派生・幻月の呼吸(げんげつのこきゅう)
• 身長:五尺五寸八分(167cm)
• 体型: 華奢だが均整のとれた体躯。まるで「月下の影」のように静かで滑らか。
• イメージCV:坂本 真綾(さかもと まあや)
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◆ 顔立ち・印象
•目元: 長く繊細な睫毛に縁取られた、薄紫の瞳。光の加減で色味が変わり、時に銀、時に深紫に見える。
•表情: 基本的には無表情だが、感情がないわけではなく、時折ふっと微笑んだように見える静かな演技派。
•肌: 透き通るような白さ。夜の光に照らされると、まるで淡い月光を反射しているかのよう。
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◆ 髪型・髪色
•髪型: 長いツインテール。両耳の少し後ろの高い位置で結ばれ、肩を過ぎ腰近くまで流れる。
•髪色: 月光のような薄紫。動くたびに淡く揺れ、霞のような残像を残す。
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◆ 服装・武具
•隊服: 一見すると通常の鬼殺隊の隊服だが、彩度を抑えた藤紫と濃紺が基調。
羽織には蝶の羽と霞を思わせる水色の意匠が広がっており、闇の中では輪郭が消えるような特殊繊維。
•帯: 明るめの銀灰色で、しっかりと締められている。実戦向けにアレンジされた幅広の型。
•刀:日輪刀の刃は細く、紫がかった銀色の刃文が浮かぶ。刀身の色は薄紫色。
•鞘は濃紺で、光を吸い込むような質感。
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◆ 所作・雰囲気
• 動き: 無駄がなく静か。立っているだけで空気が変わる。
まるで幻が形を取ったかのような滑らかさと緊張感が同居。
• 声: 低めで凛とした声。言葉数は少ないが語尾に独特の余韻が残る。
特に戦場では、静寂が鳴るような印象を与える。
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◆ 呼吸:幻月の呼吸(げんげつのこきゅう)
• 月光と霧を融合させた剣技。
• 足音も衣擦れも消え、鬼には「そこにいないのに斬られる」錯覚を与える。
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◆ 象徴的なエピソード
• 幼少期の過酷な経験が“幻月の呼吸”の原点。
• 柱となった後も“祈り”を忘れず、仲間からは「幻柱は静けさの中に最も強い意志を持つ」と評される。
• 無惨戦では、仲間の影に寄り添いながら幻影のように斬撃を走らせた。
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◆ 名前の意味
• 「月詠」:月に祈る家系。静寂と癒しの象徴。
• 「流那」:流れるように跳ぶ者。那は“祈りの地”。
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◆ 全体印象
月詠流那は、幻柱として“祈りを剣に変える存在”。
静寂の中で戦い、月光のように淡くも確実に鬼を断つ剣士。
その姿は仲間にとって、夜を照らす祈りの象徴であり続ける。
幻月の呼吸について
霞と月光を組み合わせた独自の呼吸法。
霞の呼吸から派生したもので、視覚的な幻惑と間合いの静寂を利用し、相手の認識を狂わせるのが特徴。
炎、風、岩、雷、水の五大呼吸から枝分かれした霞の呼吸を土台に、月光と影の揺らぎを組み合わせたことで、より「気配を消す」「存在をぼかす」戦法に特化。
直接的な破壊力よりも、一瞬の静寂で勝敗を決する「幻術のような剣術」。
元となる霞の呼吸は、風の呼吸の派生。風が「荒々しさ」と「突き進む力」であるのに対し、霞は「曖昧さ」と「掴ませぬ軽さ」を持つ。
さらに幻月では、「月光の静謐」と「影の揺らぎ」が加わり、幻惑と無音の剣撃へと昇華。
《幻月(げんげつ)の呼吸》技一覧
◼︎ 壱ノ型 月霞斬(げっかざん)
弧を描くように刀を振るい、斬撃の軌道に薄紫の霞が残る。
視覚的に軌道を追わせるための“幻惑”技であり、斬られたことに気づいた頃にはすでに深手を負っている。
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◼︎ 弐ノ型 淡月隠(たんげつがくれ)
霞を纏う足運びで自身の気配と足音を完全に消す。
気配を読み取る鬼に対しても「そこにいないかのような錯覚」を与える。
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◼︎ 参ノ型 幻月逢刃(げんげつほうじん)
月明かりに自身の分身を“瞬間的に”映し出す技。
本体は敵の死角へと滑り込み、影と入れ替わるように斬撃を加える奇襲技。
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◼︎ 肆ノ型 朧影連斬(ろうえいれんざん)
柔らかな動きから連続斬を繰り出す。
斬撃のすべてが霞の中に紛れ、見える軌道と実際の刃が一致しない。
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◼︎ 伍ノ型 朧月影散(ろうげつえいさん)
刀身から月の反射光と同時に微細な霞を散らすことで、敵の視界を乱す。
自身の動きが何重にも見え、敵には「幻影が襲ってくる」ように感じられる。
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◼︎ 陸ノ型 霧月断(むげつだん)
月明かりの逆光を利用し、完全に姿を溶かしてからの一撃。
ほとんどの鬼は、この技の発動を視認する前に首を落とされている。
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◼︎ 漆ノ型 幻影・月輪回(げんえい・げつりんかい)
自身を中心に“円”を描くように跳躍・回転斬りを行う大技。
複数の敵をまとめて葬ることができ、宙に描かれる月輪はまるで幻のように美しい。
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◼︎ 捌ノ型 月無極(つきむきょく)
全身の気配と存在を消し、一瞬だけ“完全な空白”を作る。
この“無”の状態から放たれる一撃は、避けることも防ぐこともできないとされる。
※この技を見た者はほとんど生きておらず、「いつ」「どこから」斬られたかもわからぬまま果てる。
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◼︎ 玖ノ型 幽月鎮魂(ゆうげつちんこん)
静寂の中で刀を納めた姿勢から放たれる“居合の一閃”。
斬撃と同時に淡い月光の幻影が広がり、周囲の音すら吸い込むように消える。
敵は「斬られた」という実感を持つ間もなく、その魂ごと鎮められるかのように崩れ落ちる。
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◼︎ 拾ノ型 幻月終宵(げんげつしゅうしょう)
最後の夜明けを象徴する大技。
使用者の周囲に幾重もの幻影が現れ、まるで満月が砕け散るように無数の斬撃が四方八方へと走る。
斬撃の嵐が止む頃には、敵は己がいつ、どこから斬られたのか理解できぬまま塵と消えている。
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◼︎ 拾一ノ型 静月慈雨(せいげつじう)
幻月の呼吸において唯一、
幻も威圧も用いない“完全なる慈悲の一太刀”。
流那は踏み込まず、跳ばず、
ただ月を仰ぐように刃を掲げる。
次の瞬間、
霧雨のように淡い月光が降り、
一条の紫銀の閃きが、静かに首元を撫でる。
斬られた痛みも、恐怖もない。
鬼は自らの死を理解する前に、
まるで眠りに落ちるように崩れ落ちる。
※この型は、怒り・憎しみ・殺意が完全に消えた時にしか発動できない。
使用後、流那はしばらく刀を納めたまま月を見上げ、動かなくなるという。
流那に関係する人物
流那の師匠:霧崎雪凪(きりさき ゆなぎ)
◆ 基本プロフィール
• 階級:元鬼殺隊女性柱(現在は隠居)
• 年齢:38歳
• 流派:霞の呼吸正統派・奥義系統“月影の流れ”創始者
• 身長:165cm
• 体型:しなやかで引き締まった体格。年齢より若々しく見えるが、戦場の痕跡が随所に残る。
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◆ 顔立ち・印象
• 目元:柔らかく、月光のように淡い銀色の瞳。じっと見つめると心が静まる。
• 表情:基本は微笑を絶やさず、だが戦場では鋭く冷たい。静寂の中に確かな威圧感を宿す。
• 肌:透き通るような白。光の下で淡く輝くが、柔らかさと緊張感を両立させている。
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◆ 髪型・髪色
• 髪型:腰まで届くロング。普段は後ろで緩く一つに束ねている。
• 髪色:深い藍色に銀のスジが混じり、月光の下で淡く光るように見える。
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◆ 服装・武具
• 隊服:元柱の名残を示す黒藍の袴。
• 帯:柔らかく調整可能な銀灰色。
• 刀:自身は現在は抜かず、流那には日輪刀の扱い方を指導。鍔は月の形を模し、霧を表す細工が施されている。
• 雰囲気:立つだけで空気を清め、稽古場では息を殺す練度の高さを見せる。
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◆ 性格・指導方針
• 性格:穏やかで包容力があるが、教える際は的確で妥協を許さない。
• 教え方:言葉より所作で伝えることを好む。「剣に耳を澄ませ、心の声で斬る」ことを重視。
• 流那との関係:声を失った流那の心の奥に触れ、沈黙の中でも確かな“存在”を感じ取り、彼女の才を引き出す。
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◆ 全体印象
霧崎雪凪は、流那にとって“沈黙を理解し、剣に変える導き手”。
冷静で温かく、時に厳しく、少女の孤独な魂を月光のように包み込む。
流那が“幻月の呼吸”を完成させる原点は、すべてこの育手の存在にある。
流那の姉:月詠 千花(つくよみ ちか)
◆ 基本プロフィール
• 階級: 甲(元「柱」(花柱))
• 年齢: 享年二十四歳
• 呼吸: 花の呼吸
• 身長: 五尺七寸(170cm)
• 体型: しなやかで柔らかな肢体。力強さよりも、包み込むような安定感を持つ。
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◆ 顔立ち・印象
• 目元: 紫を帯びた黒の瞳。常に微笑んでいるように見え、見つめられると心が静まる
• 表情: 穏やかで優しいが、戦闘時は一瞬で凪いだように冷える
• 肌: 白く、血の気が薄い。夜明かりの下では花弁のように淡く映る
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◆ 髪型・髪色
• 髪型: 腰まで届く長髪を、戦場では一つに束ねていた
• 髪色: 淡い桜色に近い薄桃色。光に透けると花霞のように見える
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◆ 服装・武具
• 隊服: 通常の鬼殺隊制服を基調に、白と薄桃色を織り込んだ仕様
• 羽織: 薄桃から白へと溶けるグラデーション。花弁の文様が静かに舞う
• 帯: 明るめの銀灰色で、しっかりと締められている。実戦向けにアレンジされた幅広の型。
• 刀: 日輪刀は細身で、刃文は花弁が重なるような曲線
• 鞘: 白に近い淡色。抜刀の際、音が極めて小さい
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◆ 所作・雰囲気
• 動き: 柔らかく、舞うよう。斬撃の直前まで敵に殺気を悟らせない
• 声: 柔らかく低め。諭すようで、拒絶しない響き
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◆ 呼吸:花の呼吸
• 胡蝶カナエ・栗花落カナヲと同系統だが、性質は大きく異なる
• 華麗でありながら、常に「受け止める」間を残す剣
• 技の終わりに必ず“溜め”があり、その一瞬が生死を分ける
• 敵を斬った後、一瞬だけ目を閉じる癖がある
それは、
斬ることを選び続けている自分を、毎回確かめるため。
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◆ 象徴的なエピソード
• 戦場でも負傷者の側に立ち続け、最後まで背を向けなかった
• 「花柱は退かない」と評されたが、それは誇りではなく覚悟だった
• 妹・流那が“幻月の呼吸”へ至る精神的原点となった存在
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◆ 死の真相
月詠千花は、
流那が鬼殺隊の隊士であった時に戦死している。
その死は、
流那から“帰る場所”を奪い、
同時に――
祈りを剣へ変える道を、否応なく選ばせた。
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◆ 名前の意味
• 「月詠」:月に祈る家系。静寂と癒しの象徴
• 「千花」:千の花。たとえ一輪が散っても、想いは絶えず咲き続ける
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◆ 全体印象
月詠千花は、
流那が“人であることを捨てきれなかった理由”そのもの。
花として前に立ち、
月として照らす未来を妹に託した女性。
彼女はもういない。
だが――
流那の剣が「ただの憎しみ」にならなかったのは、
確かに、
この姉が存在したから。
流那の過去
◆ 幼少期:孤月の家にて ―― 姉がいた頃
月詠流那は、山陰の寒村・霞森に生まれた。
深い霧と迷信に閉ざされたその村では、外からの風さえ忌み嫌われ、
人々は「月は禍を映す」と恐れて暮らしていた。
父・宗一は寡黙な刀匠。
母・梨月は月詠の家系に伝わる祈りを受け継ぐ女性。
そして――
六歳年上の姉、月詠千花。
幼い流那にとって、
この姉の存在こそが「世界の基準」だった。
千花はよく笑い、
よく花の名前を教え、
夜になると流那を連れて庭に出ては、月を指さした。
「ほら、流那。
今日は少し欠けてるけど……それでも、ちゃんと綺麗でしょう?」
流那はその声を、
後年になっても忘れない。
父を失うまでは――
この家は、確かに“家”だった。
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◆ 父の死と、家の歪み ―― 姉だけが残った光
鬼により父・宗一が命を落とした夜。
流那は、初めて「月が怖い」と思った。
父の温もりを失った母・梨月は、
次第に祈りと現実の境目を失っていく。
その言葉は、やがて流那へ向けられた。
「……お前は“幻の子”。
祟りを呼ぶ子……いてはならぬ子……」
だが、この頃――
千花だけは、流那の前に立った。
「流那は流那でしょう?
名前があるんだから、大丈夫」
母が壊れ始めても、
村が噂を囁き始めても。
千花は、流那の声を奪わなかった。
泣くことも、話すことも、
やめさせなかった。
ただ隣に座り、
同じ月を見上げていた。
⸻
◆ 村の崩壊と孤立 ―― 姉の不在が生んだ沈黙
父の死を境に、
村は流那を見る目を変えた。
「幻の子」
「祟りを呼ぶ娘」
その言葉は、母・梨月の口から村全体へと広がっていく。
だが――
この時期、千花はすでに霞森を離れていた。
鬼殺隊に入隊していたのだ。
千花は、流那を連れていけなかった。
まだ幼すぎたから。
そして、
「この村には、流那を守れる大人が必要だ」と信じてしまったから。
それが、
彼女の唯一の後悔になる。
姉がいない霞森で、
流那は急速に孤立していく。
声を出すたび、
視線が刺さる。
泣くたび、
母の呪詛が降る。
やがて流那は、
喋ることをやめた。
存在感を消す術を、
無意識に身につけていった。
それが後の――
「幻月」の原型だった。
⸻
◆ 決定的事件 ―― 姉が戻れなかった夜
流那が十三になった夜。
村人と、母・梨月が手を組み、
「娘を殺して祟りを断つ」という狂信が実行されかけた。
流那は逃げた。
その直後、
霞森は鬼の襲撃によって滅びる。
――千花が駆けつけた時には、
すべてが終わっていた。
生き残ったのは、
流那ひとりだった。
⸻
◆ 鬼殺隊への志願 ―― 姉の背を追った選択
流那は、無表情のまま鬼殺隊を志願した。
出自は「不明」。
あの村も、
あの母も、
もう語る意味はなかった。
ただひとつ、
胸の奥に残っていたのは――
**「姉の背中」**だった。
育手は彼女の異常な静寂に気づき、
霞の呼吸を学ばせた。
だが流那の剣は、
霧よりも薄く、
月影よりも儚いものへと変質していく。
それは、
“存在を消して生きてきた少女”の必然だった。
そして生まれたのが――
幻月の呼吸。
⸻
◆ 幻柱の道 ―― 姉の花が、月へと変わった場所
流那は、戦いで名を馳せた。
静かに現れ、
静かに斬り、
鬼が死を理解する前に霧散させる。
人々は彼女をこう呼ぶ。
「幻柱」――月詠流那。
だが流那自身は、
その名に意味を見出さない。
彼女の中には、
今もこうした想いがある。
「私は……
姉が守ってくれた命だから」
だから、
憎しみだけでは斬らない。
千花が遺した言葉が、
今も剣の奥で息をしている。
「鬼を憎んでいい。
でも、自分を嫌いにならないで」
花は散った。
けれど――
その花は、月になった。
流那が夜を照らし続ける限り、
千花は、確かにそこにいる。
🔮運勢占い
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