夢を見ていた。ただひたすらに何かから逃げる夢。交差点を曲がれば信号を壊す音が聞こえ、スーパーに入れば人々の悲鳴が聞こえた。何かから逃げ続けて2週間が経つと取り憑かれたように呪文を唱え始めた。逃げて、唱えて、逃げて、唱えて、逃げ、唱え、それだけで1ヶ月が経った。もう終わりにしてもいいと感じた。疲労はどっと溢れかえり…… はい、普通の自己紹介ね、ゲーム好きの人です。 自称詩人の猿かもしれない生物 あ...