自己紹介

안녕

もっと自己紹介

少しだけ私の事を書きます。

私は幼少の頃から表情の変化が乏しいらしく、よく「無表情」「何を考えてるか分からない」「冷たい人」と言われます。
保育園の頃の私は、お遊戯の時間に一切笑わないやら、おたふく風邪になっても全然痛そうにしないやら、能面みたいな子供だったというエピソードを母からたくさん聞きました。
接客業のアルバイトをしていた時は、愛想良く振舞っているつもりでも笑顔が無いと何度も注意されました。
今だって怒っていなくても怒っていると思われたり、自分の気持ちが上手く伝えられない事が多々あります。

中学高校時代は本当に完璧主義で、自分で自分を苦しめる考え方をしていました。
例えば締め切りが差し迫った課題に取り組む時、私には「手を抜く、間に合わなくてもいい」という選択肢がありませんでした。それは、親や先生に怒られるのが怖い、不真面目な子と思われたくない、と思っているからではありませんでした。
とにかく何事に関しても「やらなければならない」という固定概念に縛られていました。一度私が「やらなければならない」と決めた事はどうしてもやらないとダメでした。

最近は、何度も思考の見直しをして少しずつ完璧主義な部分を減らしていますが、その固定概念のようなものはまだまだあります。やらなければならないと決めてしまうとどんな事があっても必ずやるので、ルーティーンワークが得意なのかもしれません。
また、「自分ルール」が多いです。特に日常生活や自分の部屋の中において、例えば物の場所の位置や物事を行う順番など、自分の中に決められたルールがあります。

昔から好きな事に関してはこだわりが強く、興味の幅が狭く深いと感じています。そのせいかよく「変わってる子」と言われました。私自身は周りと何が違うのか分からなくて、どうすれば普通になれるのかと悩みました。

大学生になって、いくつかアルバイトを経験しました。単純な作業の繰り返しなどは慣れるとスピーディに出来る事が多いのですが、接客や従業員との人間関係など対人関係になると、苦手意識もあり何が正しいのか分からなくて悩んでばかりでした。

私は家族以外の他人に関心がありません。人間以外の生き物に対してはすぐ感情移入して、愛しさを感じたり、傷ついたり命が無くなる時には本当に心が痛んで悲しくなります。ですが、人間に対しては本当に興味がありません。人の気持ちに共感する事が出来ません。一緒にいると楽しいと思える人であっても長時間関わろうとすると、エネルギーを使ってしまってどうしても疲れてしまいます。

それからこれは後ほど書く自閉特性に関連するのですが、私は鼻が効きます。人のにおい、香水や食べ物のにおい、色んな物の臭いに敏感で、日常的にストレスを感じます。

そうこうしながら生きていくうちに段々と自己肯定感が低くなり、変わっている自分、他の人が普通に出来る事が出来ない自分、社会の流れに沿えない自分が嫌で嫌で仕方なくなりました。
つくづく自分はこの社会という仕組みに沿えない人間だなって、本当に思います。

日々、漠然と死にたいと感じていました。それは自殺願望があるのではなく、全てに絶望しきっている訳でもありません。
頑張る事が苦手で何故頑張らないといけないのか分からないと思ってしまう、何もやる気が起こらないしやりたい事なんて無い、将来に何も希望を感じない、色々突き詰めると全部辞めて逃げ出してしまいたい、というような思考回路です。今でも時々この思考回路に至る事があります。

私以外の人の事情が関わってくるので経緯は省きますが、今年に入って、私にはASD(自閉スペクトラム症)の傾向があるのではないか、という事が分かり始めました。
発達障害は脳の障害で、遺伝するとよく言われています。また、発達障害の判定はとても難しくて、はっきりと診断が出ないグレーゾーンの人はたくさんいると言われています。まぁ私は専門家ではないのではっきりとした事は言えませんが。

これは本の受け売りですが、自閉特性を持っている人はたくさんいて、それが本人にとって生きづらさの原因になるかどうかが障害になるかどうかの分かれ目だそうです。また、自閉スペクトラム症は男の人に多いのですが、女の人は表面上取り繕うのが上手く、自閉特性を持っていても周囲に気が付かれない事が多いそうです。

私はこれまで生きてきて、ずっと漠然とした生きづらさを感じてきました。発達障害かもしれないと初めて知った時、私は何か腑に落ちて安心しました。
この話をここに書こうと思った時、少し勇気が要りました。ですが、私はこれから自分の持っている自閉特性と向き合っていきたいですし、社会の流れに合わなくても自分なりの生き方を見つけていきたいと思っています。

最後に、私には2歳下の弟が1人います。どこの家庭でも何かしら乗り越えてきた事はあると思いますが、私は自分の子供時代を振り返ってもあまり良い家庭環境では無かったと記憶しています。今は離れて暮らしていますが、そんな辛い時だっていつも一緒に過ごしてくれた弟は本当に大切な存在です。弟は今、とても苦しさを感じて生きています。私は自分自身と向き合っていくとともに、何か弟の力になりたいと心から思っています。

誰かの目に触れる場所で文章にして表現してみる事を第一歩にしようかなと思い、書きました。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
2019年10月8日

パーソナル

日付データ

プロフ更新日2019/10/25 20:03 プロフ作成日2019/10/08 17:45
API更新日2024/04/26 02:10 API更新予定2024/04/26 03:10