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【とっとこ星侵入調査の結果報告書】








※これらの記録は魚天晴株式会社特別調査本部にて保管。文書は社外秘であり、漏洩は罰則規定とする。











《とっとこ星》
地球と14万光年離れた星。そこに在住する生物は皆動物らしき姿をしているが、言語は地球にある日本と同じ言語である。空気中物質は地球と同様であり、とっとこ星には国が一つしか存在しない。その島は地球に存在している国全ての面積を合わせたものに等しい。島を取り囲む海に似た水溜まりは砂糖のように甘く、現在物質を調査中。全体的に、地球より文化が進んでいる傾向にある。








《とっとこ星人》
とっとこ星人は皆動物のような也をしている。中には地球人の様な姿の生物が動物の耳が付いた帽子を被り生活している。何故そこまで動物の也に拘るのかは疑問である。食するものは地球と大差無く、主に小麦を原料とし、それを薄力粉で固め焼いたものを食するらしい(現地調査より)









《日毎調査記録》


2020年07月18日
滞在して1週間が経過。したのだと思う。ここにいると時間の感覚が無くなりそうになる。なんせ、彼らの生活は不規則極まりないのだ。いつ寝ていつ起きているのか、いつ働いているのか、全く検討がつかない。気づくと寝ていて、気づくと働いているのだ。現地で仲良くなったハムスターの帽子を被る青年によると、みんな気まぐれらしい。寝たい時に寝て働きたい時に働くなんて、とても贅沢な時間の使い方だ。









同年07月31日…?
時間の感覚が無い。太陽が沈み、月が出る度手帳に印をつけて日付を数えているが、昨日はついに太陽までもが自由気ままになりやがったのだ。いつになっても沈まない太陽。今や仲良くなったハムスター…まなたろうに聞くとこの星では太陽が沈まないことは珍しくないらしい。どこまで自由でマイペースな星なのだろうか。








同年08月……、、
ち、きゅうにかえ、りたく無い…とっと、こ、自ゆうに、…こ、こで、暮ラし…











とっとこ星に派遣した社員はこの文章を最後に音信不通である。記録上では8月と記載されているが、この文書が地球に送られてきたのは2020年の09月13日である。かなりの時差があるかまたは、あの星にいると感覚が失われていくのかは定かでは無い。早急に行方不明の調査員回収に向かう。(代表取締役 手塚天晴)






2020/09/14 14:19:51
from: 調査員隊長
title : 緊急連絡
main: とっとこ星人が地球に侵入したと報告あり。直ちに調査した結果日本に滞在しているとのこと。滞在しているとっとこ星人の人数は不明。ハムスターの帽子を被った青年と幼児が共に菓子パンを購入する姿が目撃されています。早急に捕獲する必要あり。指示を願います。





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2020/09/14 14:35:18
from: 手塚天晴
title: Re 緊急連絡
main: 暫く様子見でお願いします。なにか不審な動きをしたら報告願います。

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日付データ

プロフ更新日2020/09/14 00:44 プロフ作成日2020/07/26 20:55
API更新日2024/04/19 13:01 API更新予定2024/04/19 14:01