自己紹介

はじめまして、サラと申します……。本名はசாஸ்திரி எயலிசாய் சரஸ்வதிです……。カルナータカ音楽とカラウィタンを中心に、インドからオセアニアまでの文化や言語学などのお話をするように言われてお姉様たちに連れてこられました……。僕はお姉様たちと違って賢くありませんが、頑張るので怒らないでくださいね……?

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初めまして……。
カルナータカ音楽たんをすることになったசாஸ்திரி எயலிசாய் சரஸ்வதிと申します……。
ラテン文字で書くとSastri Eyalisai Sarasvatiです……。
いつも通りミーナークシ・コーヴィルで立派なデーヴァダーシーになるための修業をしていたのですが、典侍お姉様とセレスティーヌお姉様に連れ出されてここに参りました……。
音楽系学術たんとして、カルナータカ音楽とガムランを担当するように言われて……。
僕はお姉様たちとは違い頭がよくないので上手に学術たんをできないと思いますが、頑張りますから失敗しても怒らないでいただけたら嬉しいです……。

それでは、お話をさせていただきますね……?
まず、インドの伝統音楽にはヒンドゥスターニー音楽とカルナータカ音楽の2つの潮流があります……。
北インドにはインド・ヨーロッパ語族のインド・イラン語派のインド語群を話すアーリア系の人々が、南インドにはドラヴィダ語族を話すドラヴィダ系の人々が暮らしていることは皆様もご存知だと思います……。
アーリア系の人々が暮らしている北インドをヒンドゥスタン、ドラヴィダ系の人々が暮らしている南インドをデカンと呼びます……。
プラティーハーラ朝がガズナ朝に滅ぼされてからムガル帝国の滅亡の間までヒンドゥスタンは何百年もイスラム王朝に支配されてしまい、その間にイスラム教やペルシア文化が大量に流入しました……。
ですから、イスラム王朝の宮廷で発展したヒンドゥスターニー音楽はペルシア音楽やアラビア音楽からとても大きな影響を蒙っています……。
一方で、デカンはイスラム王朝に征服されていません……。
三方が海という地理的条件も相まって、デカンに他地域の文化の影響が及ぶことはほとんどありませんでした……。
そのおかげでデカンにはインド古来の伝統音楽が保存され、この音楽がカルナータカ音楽と呼ばれています……。
皆様がインドの伝統楽器として真っ先に思い浮かべるのはシタールだと思いますが、シタールはペルシア音楽で用いられるセタールという楽器の影響を強く受けたヒンドゥスターニー音楽の楽器です……。
カルナータカ音楽には、シタールに類似した役割を持つインド古来の撥弦楽器としてヴィーナがあります……。
ヴィーナはヨーロッパの大衆音楽で例えるとエレキギターとエレキベースの機能を合わせたような楽器で、一本で主旋律とベースラインを同時に奏でられるので本当に上手な方が演奏すると一人でとても複雑な楽曲を演奏できます……。
その分指を正確かつ高速で動かさなければならないので、本当に上手な方のヴィーナの演奏を拝聴すると音色ももちろんですが演奏技術に感嘆します……。

そして、僕がお話できるのはカルナータカ音楽の方です……。
インドの伝統音楽でも、ヒンドゥスターニー音楽のお話は僕の担当ではないので、申し訳ありません……。

お姉様たちの手が回らない地域の音楽や文化の話をするように言われたので、カルナータカ音楽の他にもインドネシアのガムラン、インドの文化や宗教、東南アジアやオセアニアの文化の話もさせていただきます……。
ガムランは俗にガムランと呼ばれていますが、正式な名前はカラウィタンで、ガムランはカラウィタンの演奏に使われる楽器のことを総称する言葉です……。
一人前のデーヴァダーシーになるための修業以外は比較言語学がほとんど唯一の趣味なので、オーストロネシア語族やオーストロアジア語族の話もしようと思っています……。
典侍お姉様やセレスティーヌお姉様の博識さと比べたら僕はずっと劣りますが、どうかよろしくお願いします……。


略歴

・名前:சாஸ்திரி எயலிசாய் சரஸ்வதிと申します……。仲良くしていただけたら嬉しいです……。
・年齢:お姉様たちに軽々しく教えてはいけないと言われたので、申し訳ありません……。
・誕生日:タミル暦アーディ月15日です……。
・住んでいる場所:普段はパーンディヤ朝のミーナークシ・コーヴィルで修業に励んでいます……。
・仕事:デーヴァダーシーです……。まだまだ一人前には程遠い見習いですが……。
・取り柄:これといった取り柄は僕にはありませんが、デーヴァダーシーの修業の熱意だけは自信があります……。
・欠点:僕は欠点ばかりですが、特に挙げるとすればまだコティとして拙いことだと思います……。
・趣味:バクティと、チャラスの吸引と、クルック・アランカーラの練習と、コティの勉強と、カルナータカ音楽の稽古と、教典を読むことです……。これでは趣味というよりも、デーヴァダーシーの修業ですね……。それ以外でしたら、比較言語学を学ぶことが好きです……。
・特技:拙いですがサラスヴァティ・ヴィーナを演奏できることと、ヴァッゲヤカーラができることは特技と言っても構いませんか……?
・好きな本:デーヴィー・マハートミヤ、ブラフマーンダ・プラーナ、サーマ・ヴェーダ、ヴィシシュタ・アドヴァイタ、カーマ・スートラ、サンガム文学、タントラ、Comparative Austronesian Dictionaryです……。
・お話させていただくもの:音楽系学術たんとしてお姉様たちに連れてこられたので、主にカルナータカ音楽とガムランの音楽理論や楽器の紹介などをお話させていただきます……。その他には、ヒンドゥー教やジャイナ教やインド仏教のようなインドの宗教の教えの紹介、オーストロネシア語族とオーストロアジア語族の分散の歴史や音韻変化、南アジアと東南アジアとオセアニアの文化と歴史も話題にさせていただきます……。
・信仰:ヒンドゥー教のヴィシシュター・ドヴァイタのシャクティ派です……。
・帰依する神様:マハー・サラスヴァティ様をイシュタ・デーヴァタとして敬愛し、プージャさせていただいています……。
・尊敬する方:ヴィヤーサ様、カーリダーサ様、ラーマーヌジャ様、ラクシュミー・バーイー様、オットー・デンプヴォルフ様はとても素晴らしい方々だと思います……!
・目標:バーラタ・ナーティヤムとコティを練習して上手になり、立派なデーヴァダーシーとして神様にお仕えすることが夢です……。


twilogを作るように言われたので……。→https://twilog.org/karnataka_s_tan


日本雅楽たんの典侍お姉様( @Court_music_tan )は僕の長姉です……。
日本雅楽や日本の伝統文化だけに留まらず、日本以外の東アジアやシベリア先住民の音楽や文化も専門分野とする博識な方です……。
普段は貴族とは思えないくらい快活で誰にでも気易いですが、怒るととても怖いです……。


西欧音楽学たんのセレスティーヌお姉様( @Musicologie_tan )は僕の次姉です……。
クラシックの歴史や作曲理論だけでなく、ジャズやキリスト教神学にも通じた、典侍お姉様と同じくらい博識で頭がいい方です……。
カトリックの修道女で、クールでさっぱりとした性格です……。
口調も素っ気がないので、怒っていないと分かっていても時々怖いと感じてしまいます……。