自己紹介

たすけて(´;ω;`)

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 近年、時間の流れが速く感じるようになったという人は、多いのではないだろうか。少なくとも私の身の回りの人間は、そのようなことを口にしていることが多いように感じた。いったいなぜなのかと考えたところ、思いつくことがあった。
 
 まず、私が時間の流れを早く感じるようになった時期についてである。それは、ちょうどコロナウイルスが発生し、自粛を求められるようになった時である。当時私は、高校二年生から、高校三年生になる時期であり、二月から六月くらいまで学校が休みになっていた。その頃、ちょうど受験期でもあったため、私はほとんど外に出ることなく、家で映像授業を見たり、学校から出される課題などに取り組んでいた。それまでは、当たり前のように毎日学校に行き、放課後や休みの日は、友達と遊んでいた私にとってその生活はとても退屈なものだった。特にその時、仲の良かった女の子との予定もなくなってしまったため、長期休みでうれしい反面、日常に楽しみを見つけることができず、どこかもやもやした気持ちになることも少なくなかった。その年は一瞬のように過ぎ去り、いつの間にか12月になっていた時のことを覚えている。ちなみに、当時私の好きだったYoutuberのブラックナイト山田も同じようなことを言っていた。
 
 この話から何が言いたいかというと、人間は日常が充実していなかったり、暇を持て余していると、時間の流れが速く感じるのではないかということだ。つまり、私自身や、私の身の回りの人間は、これに当てはまっており、時間の流れを早く感じているのではないかということである。これには、スマートフォンの存在も大きく関係しており、私たちは、YoutubeやInstagram、Twitter、ソシャゲなどから常に一定の娯楽を摂取しており、これにより楽しいと感じるレベルの基準が上がっているのではないかと思う。そのため、常に一定の娯楽を味わうことのできる現代は、時間の流れを早く感じやすくなっているのではないだろうか。 


【補足】
生きてきた年数によって一年の相対的な長さが、どんどん小さくなることによって、時間の流れが速く感じるという『シャーネの法則』とかいうものがあるが、今回私が言いたいことは、これとはあまり関係がないと思う。なんならこの法則は本当にあっているのかとさえ思う。なぜならば、私の教えている塾の生徒や、中学生の弟も「時間の流れが早い」と口にしているからである。しかし、そう思ってしまう人が多い理由は、大人になるにつれて、心が成長していき、時間の流れというものに対して哀愁的な感情を抱くのと、わくわくする出来事が減ってしまうからというだけの話に感じる。何を言っているかというと、子供のころを思い出してほしいのだが、子供のころは、誕生日やクリスマスにプレゼントをもらえたりすることや、学校のイベントや長い夏休みなどにとてもわくわくした気持ちを抱いてはいなかったろうか。楽しいイベントというのは、待ち遠しくあり、そこに至るまでの時間が長く感じるのである。しかし大人になると、そのようなイベントに対しての喜びが少なくなり、そもそもそのようなイベント自体も少なくなっていく。そのため、何も変わらない日々を漫然と過ごすことが増え、時間の流れが速く感じられるのではないだろうか。と、ここまで話している中でいつの間にか『シャーレの法則』を肯定してしまっているような気もするが、この話はいったん置いておく。

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日付データ

プロフ更新日2023/08/04 08:36 プロフ作成日2023/07/09 13:02
API更新日2024/02/05 11:06 API更新予定2024/02/05 12:06