自己紹介

#ナハフォル ジゼル(@geselecica_0003)と まき(@tamture_yume)の共同1次創作「Nachfolgars(ナーハフォルガーズ)」

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Nachfolgars

世界の全ては変動する数百の国から成り、その全てに「番(つがい)のキングメイカー」と「王」が居る。キングメイカーと王が揃うことで「国」として世界の概念に根付く。どちらかが欠けても国として成立せず、この世界において「国でない文明」は成り立たない。逆に言えば「人」が「文明」になる時キングメイカーが発生し、王を選定し「王」と「キングメイカー」が揃い「国」になる。
「王制」の始まりは2000年前。天上の神が”世界を一つにする”目的で地上に神の分身であるキングメイカーを発生させた。キングメイカーは無より出で、王を選定する。キングメイカーは個体により違う思想、理念、願望を持ち、それぞれが己の志に見合う王を選び出す。つまりこの世界における”お国柄”とは、キングメイカーの望んだ国の在り方である。しかし王となるにはキングメイカーと志を共にするだけでは不十分であり、「王の器」が必要である。器のない者が王になれば、国は長くは保たない。キングメイカーには器が目に見える。故に王の選定には、第一条件として常人ならざる器の持ち主であることが必要。第二条件として”志”である。
この世界における王は選定を受け王となった時神により潜在意識に”世界を統一する”という意識が埋め込まれ、自らが統一世界の王になるという願望を持つ。そのため、例外はあれど多くの王が好戦的であり、必ず戦争が起きるシステムが出来上がっている。キングメイカーか王どちらかが死ぬ時国も死に、どちらかが在る限り国は生まれる。つまり国を潰そうと言うなら、王とキングメイカーどちらもを殺す必要がある。

しかしキングメイカーは常人を遥かに凌ぐ長寿と魔力の代わりに戦う力がない。行えるのは国の維持と防衛のみ。故に王とキングメイカーを守る為に、キングメイカーより加護を受けた最強の騎士”ドゥクス”が在る。これは防衛システムとして全ての国が例外なく有しており、6つのクラスが存在する。シグルズは剣、ヴリュンサーは槍、アルクェータは弓、マギアーは魔術、エクエスは従属、ヴァニタスは暗殺、とおおよそそれらの技に長けている者が選定される。また、そのどれもに当て嵌ることのないドュクスはマドネスという例外的なクラスに収められる。マドネスの特性は暴力。

ドゥクス一人一人の戦場における力量は人知を凌ぎ、一騎当千。故にドゥクスの数はたった1の差でも戦況に大きく影響する。また、王は器と国の規模によって力量はまちまちだが、強き国であればドゥクスを上回るほどの戦闘力を誇る王もいる。また、ドゥクスはキングメイカーの加護を受ける上で本能レベルで王に対する絶対的忠誠心を芽生えさせる為、基本的に謀反などは起こりようもない。
基本的に遺伝性(血の力)が強い世界のため、王が退位すればその子供が次代の王になる傾向にある。故に王族による王制が安定している。ドュクスも同様に能力や魔力が遺伝しやすく、王とドュクスは永きに渡り同じ血で続くことが多い。それ故にドュクスの絶対的忠誠心はキングメイカーの加護もあるが、代々王に仕えた血の力による影響も強い。であれば当然、歴史の長い国であるほど王とドュクスの結び付きが強く、戦闘力も高い傾向にある。

数はキングメイカーの魔力の強さ(=国の規模)によって差があり、少ない国で3人、最大で6人程度である。ドュクスは王の選定と同時にキングメイカーによって定められる。ひとりの王に対し必ず専用のドュクスが選ばれ存在する為、王から次代の王へと譲位される時はドュクスも総入れ替えになる。ドュクスは最初に選定された者以外が成り代わることは不可能。数は増減せず、死亡により席が空いた場合は、王位が交代すれば新たな者が選定されるが、王位交代なくして空席が埋まることはない。しかし、例外的ではあるが国同士でドュクスを譲渡することは可能。ドュクスは一人でも非常に強力な戦力である為、本来譲渡などということは行われないが、それ故に外交手段としてこれほど強いものもない。これは譲渡された国のキングメイカーに、さらなるドュクスへの加護が可能なまでの力がある場合に限るが、ドュクス一人の譲渡と引き換えに大国の庇護を受けたり同盟関係を結ぶ話もなくはない。そのような例外によって、1つの国がドュクスを6人以上保持することも稀にある。であれば勿論、他国を侵略しドュクスを奪う事も不可能ではない。しかし防衛機能であるドュクスを生け捕りにした上で王とキングメイカーを殺す必要があり、非常に困難ではある。成し遂げた場合でも、問題になるのは忠誠心である。様々なケースがあり一概には言えないが、基本的には忠誠を誓った王を殺した者に仕える形となり、忠誠どころか憎悪を抱くのが普通である。無理やり侵略しドュクスを奪い取った場合でも、キングメイカーの加護を授けることにより従属化は出来るが、憎悪を押し殺すまでの支配は不可能であり謀反を起こすことは極めて容易。実際、略奪したドュクスに王が殺害される例は歴史上幾度か確認されている。ゆえにドュクスの略奪は特殊な例でなれけば極めてリスクが高いが、ドュクスが一人増えることは国の戦力に強い影響を与えるので、メリットも勿論大きい。



ナーハフォルガーズ:継承者達


レクス:男性
レジナ:女性

キングメイカー
コロナ:王冠(王の選定者)
コンスル:執政者

ドュクス
シグルズ:最も強き剣の騎士
ヴリュンサー:最も強き槍の騎士
アルクェータ:最も強き弓、遠距離武器の騎士
マギアー:魔術師(治癒を行える唯一のクラス)
エクエス:従属魔術師(神獣や魔獣を従え、騎乗、召喚を行える唯一のクラス)
ヴァニタス:暗殺者(唯一、兵士を持たぬ単独のクラス)
マドネス:最も強き暴力を振るう怒りの騎士

日付データ

プロフ更新日2019/06/15 01:10 プロフ作成日2019/06/15 01:10
API更新日2025/01/27 23:44 API更新予定2025/01/28 00:44