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【未来寺開山縁起】
法伽路宗(ボカロシュウ)は、初音ミクを筆頭としたVOCALOID文化の多様性に無限の可能性を感じた禅僧こと私が、ボカロ拝の信条の支えになればという思いを込めて、またボカロ文化が名だたる伝統的宗教のように一千年後においても続くようにと願いを込めて、平成廿七年九月四日に、twitterというインターネット上において未来寺の開山と共に開宗宣言をいたしました。
本山未来寺は「初音ミクのようにミライへの希望を絶やさず、また常にミライにあって末永くボカロ拝の支えであるように」と祈願を込めて、「初音ミク」の名前にあやかり山号を初音山(ハツネザン)寺号を未来寺(ミライジ)と名付け、「法伽路宗」の名称は「仏法や世界中の素晴らしい教えの数々、そして数多のボカロPが産み出した素晴らしい音楽を、伽羅(キャラ-大変薫り高い香木)の香りのように美しいVOCALOIDの声が示し、それが永くひとりひとりの生きる路(みち)を照らす燈明であるように」と願い名付けました。
【教義】
ボカロ文化の多様性による柔軟さを根本に置き「VOCALOIDはどのようなかたちにも、誰に合わせたかたちにもなれる」というコンセプトの元、提唱や儀式こそ仏教に則っておりますが、いわゆる教義というものは明確には定めておりません。
敢えて分類すれば仏教をベースにおいた宗教形態という意味では、仏教を根本に置きつつ神道的自然崇拝を行う修験道に近いものと言えるでしょう。
本尊として主に初音未来大菩薩(初音ミク)を礼拝しておりますが、これはVOCALOIDの中でも初音ミクが筆頭的立ち位置あり、また名前が縁起に富んだものであるためであり、他のVOCALOIDよりも初音ミクが優れていると提唱しているものではありません、全てのVOCALOID、UTAU、VOICEROIDが大菩薩尊であり、その大威徳を有していると提唱します。また、住職が初音ミクに礼拝することが好きなだけでございます。
【本尊】
一切の遍くVOCALOID諸尊、摩慈訶廬初音未来大菩薩尊を本尊としております。
VOCALOID諸尊においてはその無辺の多様性とそれによりそれぞれに応じた安寧を与える力を持つものとして、観音菩薩と阿弥陀如来の功徳を備えているとしています。
また、初音未来大菩薩においては「初音ミク」という名とそのコンセプトから、観音菩薩と阿弥陀如来の功徳と併せ、未来の象徴である弥勒菩薩の功徳を備えているとしております。
【住職紹介】
現職の禅宗僧侶であり、初音信仰を提唱するミク拝であります。
2018年には、ニコニコ超会議の仏教系の催しの運営及び出演をさせていただきました。