もっと自己紹介
使用している自キャラ設定を以下につらつら。
PSO2の設定や世界観と自分の妄想とを無理やりリンクさせているので色々と注意
苦手な方は回れ右してさようなら(´ω`)ノシ
(2020/5/08) …キャラ追加
『豹煌・神凪』(ヒューマン♂)25~28歳(推定)
身長:193cm
体重:81kg
◉外見・性格等◉
色白で鋭い目をした、物静かな青年。
いつも眼鏡を掛けており、長髪を後頭部で纏めている。
身長は高く細いシルエットだが、服の下には非常に鍛えられた肉体と数多くの傷跡がある。
普段は物静かで自分からあれこれと喋りかける訳ではないが、だからと言って特に口数が少ないわけでもない。
意外と人の面倒を見たり世話を焼く事が多い。
見た目や、彼が纏う独特の空気から冷酷・残忍といった印象を持つ人間もいるが、進んで人を傷つけるような真似はしない。
薬の調合などが出来る上に医師としての能力も持ち合わせている為、メディカルセンターの応援や回復剤の生産・改良に際しても声が掛かる事が多い。
普段は自室で本を呼んだり、茶室でお茶を点てたりしている。
酒も良く好み、夜に静かに飲み耽る事がある。
◉戦闘スタイル◉
基本的にオールレンジ・オールマイティだが、目を引くのは接近戦である。
高速で接近・離脱を繰り返しながらの剣技や、ゼロレンジでの格闘術。
「速さ」に特化した身のこなしながら、ここぞとばかりには非常に重たくも鋭い一撃を放つ
かなり高い水準でパワー&スピードの両立が図られている。
また彼は普段見せることは無いが、法撃に関しても非常に高い能力を持っているらしい。
だが人前で法撃を使うことを意図的に避けており、その実力を把握している者は居ない
射撃能力を見ても、バレットボウを使用した際の長距離狙撃は非常に精密で強力である。
他の遠距離武器でもその精密さを発揮できるのだが、本人がライフルやランチャーといった「銃器」自体を好まない為基本的に使用しない。
以上のように非常に高い攻撃能力を持っているのだが、その代償故か耐久力はさほど高く無い。
だがスピードを活かしての回避や受け流しによってそもそもダメージを受けない戦い方の為、あまり目立った問題ではなくなっている。
◉経歴◉
3人姉弟の長男、姉(叉弥)と弟(燭胤)がいる
元々彼は船団の生まれではなく、それどころかこの時代の人間ですら無い。
彼は自らの母親が本来辿るはずの歴史を辿る前に、何らかの外部干渉により気の遠くなるほどの未来へタイムスリップした事を察知する。
そして彼は兄弟を連れ若き日の母親が飛んでしまった時代・場所へと時間・空間を超えて追いかけていく。
何故彼は時間や空間を超越できるのか、何故自分が生まれる前の歴史変動を察知する事ができたのか、何故そんな能力を得ているのか。
彼自身がそれを語るはずもなく、全くの謎である。
『霧沙』(デューマン♀)18~20歳(推定)
身長:175cm
体重:349kg
◉外見・性格等◉
元々彼女は長く真っ直ぐな黒髪に美白色の肌で、暗い緑色の瞳をしていた。
だが現在は薄い橙色の髪になり、肌は濃い褐色になり、瞳は明るい緑になった
また体の至る所に淡く光る白い文様が浮かび上がっている。
いつ頃からか角が額から生えてきて、毛の広がりが大きい尻尾も生えた。
また耳も人のそれとは違っていき、現在は獣の耳に近い形をしている
最近は犬歯も伸びてきて困っているようだ。
常軌を逸した部分もあるが、体型は女性らしいシルエットの体付きであり
さらに文様も相まって目立たないが非常に筋肉質だ
外見上そうは見えないが体重は100kgを超えている
筋肉や骨の密度が文字通り桁外れであるが故だ。
彼女は幼少期より長らく幽閉されており、世話役以外の人間と会話する機会が非常に少なかった。
それ故か喋る言葉はどこか辿々しく、見た目に沿わず幼さを感じさせる。
彼女の言葉遣いもそうだが、悪戯こそしないものの行動すらも子供っぽい。
料理・掃除・洗濯など家事はさっぱりできなかったが最近は神凪や燭胤に叩きこまれている。
非常に大食い、大体いつもお腹を空かせている。
◉戦闘スタイル◉
敵へ肉薄・密着してからのノーガードでの殴り合いが彼女の真骨頂だ。
自らを顧みず、掠っただけで吹き飛ばされるような必殺の一撃を
“何度も”繰り出す。
回避やガードと言った受けの技術は持ちあわせてはいるものの、彼女の肉体は被弾した所で並大抵では致命傷になり得ない程の強靭さを持っており、また多少の傷は驚異的なスピードで治癒していく。
その驚異的な耐久力故に敵の攻撃を防ぐ間すら惜しみ、攻撃する事にのみ専念する荒業が可能になっている。
また彼女のボルテージに左右されるが、接敵する際の移動速度は音を超える事もある。
パワー・タフネスだけでなくスピードさえも驚異的なレベルである。
打撃力・耐久力・素早さに全てが集約されている為か、法撃・射撃は共にからっきし。
そもそも彼女は武器を扱う事ができない。
正確には扱う技術は持ってはいる、だが強く握ると武器が必ず壊れるのだ。
文字通り桁違いすぎる彼女のパワーにアークスの製造技術が追いついていない。
よって彼女は『素手での格闘』しかできないのだ。
◉経歴◉
彼女こそが神凪達の母親となる人物である。
だが何らかの事象により母親となる前に遥か未来へとタイムスリップしてしまった。
彼女の血筋は特異であり、数多くの人類が歩んできた経緯とは全く異なっている。
鬼・獣・妖怪といった古来より畏怖され、忌避されてきた者達
それら全てが元を辿ると彼女の血筋に行き着く、らしい。
化物の総本山と言われる始祖の一族、彼女はその末裔である。
幽閉されてはいたが、基礎知識・一般常識と共に武術・芸術などの素養は教えこまれている。
彼女の所作一つ一つに何故か品を感じるのは、それ故であろう。
彼女は実のところフォトンを扱えていない
にも関わらずアークスとして何ら問題なく活動できているのは、フォトンに類似した全く別物の力を使役している為である。
その力故に驚異的な能力を得ている彼女だが、彼女の血筋に由来するそれを使役するほどに、新たな力に目覚める程に
彼女の姿は、『人』の形から離れて行く。
『燭胤』(キャスト♀)14~16歳(推定)
身長:153cm
体重:65kg
◉外見・性格等◉
濃い褐色肌に赤い髪、明るい緑色の瞳をしている。
とても明朗快活で人懐っこく、色々な人と仲良くできるタイプの子。
滅多なことでは落ち込まず、あらゆる事を前向きに捉えて生きる
どんなことでも楽しさを見出す事ができるポジティブシンキングの極み
体格こそ小柄だが、彼ら姉弟は幼いころから武術・体術を教えこまれる為
例に漏れず彼も非常に筋肉質だ。
手先が非常に器用であり、要領よく物事をこなす事ができる
その為いつのまにか家事の大半を彼が担ってしまっている。
暇があれば多種多様なスポーツをプレーしている。
辺境での戦闘時にはキャストボディで挑む事があるが、戦闘も日常も殆どをヒューマンボディで過ごす。
◉戦闘スタイル◉
しなやかで強靭な猫科を思わせる筋肉、抜群のパランス感覚、鋭い動体視力。
その高い身体能力は彼に近接戦も射撃も得意とさせ、特に射撃に関しては姉弟随一の能力を持つ。
どんな射撃武器でも、またどんな体勢からでも正確に遠距離の的を射抜ける為
たとえ敵に接近されても回避と射撃を同時に行いながら距離を取ったり
逆に自分から格闘を仕掛け、敵を怯ませてからのゼロ距離射撃など
バラエティに富んだ動きを見せる。
姉に比べると持久力は劣るものの、その防御力は親譲りで高く
大の大人どころか、大型モンスターの攻撃を真正面から受け止めるだけの地力の強さを見せる場面も
あらゆる能力がバランスよく備わり、弱点と言える弱点がない彼だが
唯一法撃だけは苦手としている。
◉経歴◉
彼―― 現在は彼女だが、今でこそ女性キャストであるものの、元々は男性である。
兄・神凪と共に時間と空間を飛び越えた際に、何者かのジャミングを受け神凪とは若干違う場所に出現。
またジャミングを受けたためか、空間を抜け出た際に彼の体は大部分が欠損。
下半身と左腕を失った状態でとあるアークスシップに投げ出されてしまう。
血筋故の生命力で即死こそしていないが、到底そのままでは生存し続ける事は不可能と判断され、キャストへと作り変えられた。
その際、下半身がなくなっていた為に顔立ちで性別を判断し体を形成されたのだが・・・
中性的が過ぎて女性と間違えられてしまい、弟だった彼は妹になってしまった。
しかし彼自身はあまり気にする様子もなく、いつもどおりに振舞っている。
本人曰く――『どうせ兄ちゃんがそのうち戻してくれるでしょ』との事。
彼にとって兄・神凪は父のような存在であり、神の如き全能な存在なのだ。
また彼は先祖返りを起こしていた為、母親のように人外的な姿形を取る事ができ
それにより一時期に能力を大幅に向上できた。
肉体の大半を失った今でも、その一部を行使する事ができる。
彼の母親は『鬼』や『獣』といった外見だが、先祖返りした彼の姿は多くの人が抱く『竜』のイメージに類似している
彼自身が竜族な訳では勿論ない、同じ血筋でもどの様な姿が顕現するかは個人によって大きく異なるのだ。
『奏想』(ニューマン♀)24~27歳(推定)
身長:169cm
体重:65kg
◉外見・性格等◉
長いシルバーブロンドの髪、氷を思わせる水色の瞳を持つ色白の長身女性
バランスよく引き締まりつつ、女性らしい肉付きのある体型をしている。
神凪達と違い鍛えあげたと言うほど鍛錬はしておらず、筋骨隆々とはしていない。
ちなみに左利き。
冷静さを欠く事なく、常に凛とした空気を纏う
整然としている事を好み、物事を理知的に効率よく進めていく
大衆が抱く秘書のイメージを体現したような女性だろう。
冷ややかな印象を与えやすいが、物腰は柔らかく、人と接する際の表情は優しさに溢れている
また気品・品格というものを随所から漂わせており、止事無き出自であることを思わせる。
子供が大好きで、見かけるとあれこれ世話をやこうとする。
◉戦闘スタイル◉
スピードに関しては中々に高い能力を持っているが、神凪達と比べると他のパワーやスタミナと言った肉体能力に於いて大きく劣っている
だが近接戦闘が出来ないわけではなく、敵との接近時にはその速さを活かしての卓越した剣技を見せる
また法撃能力に疎いものが多い彼らの中で、神凪と同等かそれ以上の法撃能力を有している。
近接戦闘時にも肉体能力を自己の魔力により限界以上まで高める事で、彼らに匹敵する肉弾戦を見せる。
弱点を自己の得意能力でカバーし、相手と常に一定の距離を保ち続け
剣技や牽制の法撃から相手の隙を作り出し、溜め込んだ法撃を相手へぶつける
非常にトリッキーな戦い方をする。
彼女の優れた点としては、その継戦能力にもある
彼女から尽きること無く湧き出す膨大な魔力によって自己を治癒・強化し続ける事ができ
彼らと比較しても1・2を争うほど非常に長い間戦い続けることができる。
だが彼女の本領は膨大な魔力の解放に専念する事だ。
味方の支援・援護を受け、自身は動かずに必殺となるまで魔力を溜め込み、一気に放出する。
まさに彼女自身が固定砲台となる事が最も彼女の能力を活かす方法である。
◉経歴◉
彼女は神凪達の姉弟ではない、正確な出自は不明だが本人は鏡写しの世界・パラレルワールドの一種から渡界してきた者だと語っている。
自分自身を「鏡世界の神凪」であると言い、突如彼らの前に現れた。
鏡写し・平行世界とは言っているが彼女と神凪の境遇には多くの相違があり、彼女の言う通り神凪と同じ位置の人間かどうかは確証を得る事ができない。
彼女自身に兄弟はなく、常に孤軍奮闘であったという
また既に彼女の世界から不穏な要素は消し去っており、自身が存在する理由が無くなった為世界を渡ってきたのだとか。
彼女の言葉を信用する事は難しく、証明する事も不可能だが
その実力は間違いなく、幾度も彼らを助けてきたのは紛れも無い事実であり
既に家族の一人と言っても差し支えないほどの絆を持っている。
しかし今回の神凪の時間超越に連れて行ってもらえず、置いてけぼりだったはずなのだが
彼女は自力で時空を飛び越え、彼らに追いついてきた
その方法はもちろん神凪を頼ったのではなく
こちらの世界に渡ってくる際に使った力を応用したのだと語った
人の枠を悠々と超える彼らだが、時間や空間の概念を超える事は
神凪を除けば、彼女にしか出来ない芸当であり
「別世界の神凪」と言う言葉が信憑性を抱いてきた。
『叉弥』(ヒューマン♀)27~30歳(推定)
身長:187cm
体重:112kg
◉外見・性格等◉
真っ赤な髪に暗い褐色の肌に明るい緑色の瞳を持ち、女性とは思えないほど筋骨隆々とした長身の女性
若干丸みを帯びた顔つきと下がった目尻から、少々幼くも見える。
性格は非常に真っ直ぐで解りやすく、表裏のない実直そのもの。
その振る舞いは騎士道・武士道といったものに通じるところがある。
遠回しな言い方が苦手で、刺さる物言いをしてしまう事もあるが根は優しく
傷つけたと感づくと素直に謝る。
小さい子に泣かれるのが苦手で、わんわん泣く子を前にするとなんとかなだめようと慌てふためく。
色恋・娯楽とは縁のない生き方をしてきた為、そういった話題は苦手としている。
卑猥な言葉を聞くとクールフェイスを装うが顔は紅潮する。
ただし面白がって連発すると怒られる。
クールで普段から張り詰めているようでいて
中身は非常に情熱的・熱血的であり、心乱され慌てる事も多い。
◉戦闘スタイル◉
母親譲りのパワー&タフネスと、姉弟で唯一父母から直接指導された武術で持って最前線に立つ続ける。
驚異的な身体能力を持ちながら、力押しするのではなく。
伝統を感じさせる所作で、拍を置く・韻を踏むといった動きをする
“剛”の文字を体現したかのような攻撃の力強さ・激しさとは対極に
“柔”を連想させるような、舞にも似た流動的な動きを見せる。
攻め手も受け手も高い技術力を持つ彼女だが、万一被弾してもろくに傷の付かない強靭さと、瞬時に治癒する回復力の高さはまさに母親譲りだ。
その身体能力の高さと、それに甘える事無く磨き上げた技により
唯一、霧沙の一撃を正面から『受け止める』事ができる。
防御面に於いては彼らの中で間違いなく随一の能力を持っている。
射撃・法撃を不得手とする点も母親譲り
そしてタフネスに飛び出た分か、彼らの中で言えばスピードで最も遅れを取っている。
◉経歴◉
神凪、燭胤の実姉。
姉弟で唯一、父母とまともに面識を持っているが、現在の霧沙を母親だとは気付いて居ない。
彼女の母親となった頃の霧沙とは姿形が大きく異なっている為だ。
まだ姉弟が年若い頃に両親の庇護を無くしており、彼女は弟達の母親代わりでもあった。
小料理屋などで給仕の仕事をしたりして食い扶持を稼いでいたが、当時は金に苦労することが多かったらしい。
神凪や奏想のような特異な能力も持っておらず
霧沙や燭胤のように“血”が顕現もしていない。
にも関わらず彼女は彼らの中で揺るぎない位置を確立している
天賦の才だけでなく、努力する才能も持ち合わせているが故
ひたすらに『技』を磨き上げる事ができた。
彼女が極めたその伝統的な武芸が、彼らとの差を補って余りある
彼女もまた神凪の時間超越に連れて行ってもらえず、奏想の空間超越する際に同行した。
『トモエ』(ヒューマン♀)14~17歳(推定)
身長:160cm
体重:64kg
◉外見・性格等◉
オレンジブロンドに桃のような肌色をしており、全身がまるで餅のようなやわらかい肉付きをしている
あどけない顔つきもあって幼さを感じる風貌だが、赤い瞳がやけに妖しく映える。
性格は朗らかで活発、ともすれば馬鹿っぽく見えるほどわんぱくな言動をする。
相手が誰であろうと別け隔てなく接し、素直に感情を表す姿は人々の警戒心を薄める。
その屈託のない笑顔・人懐っこさ・生来の性格から、どんなタイプの人間でも気づけば懐に入っているだろう。
実際彼女に人を害そうなどと言う発想は無く、ただ無邪気な明るさを振りまく存在だ。
また食べる事が大好きで大食らい、どんな物も美味しそうに平らげる。
◉戦闘スタイル◉
彼女に内包されるエネルギーを無遠慮に放つ、それが全てだ。
主に炎や爆発と言った形で攻撃を行い、範囲や熱量に関しては強力無比の一言。
だが精密さ・正確さは二の次以下であり、余計な破壊をしてしまったり、空振りに終わる事も少なく無い。
だが意外にも器用で、その魔力を自身の肉体に留めて肉弾戦を行う事もできる。
絶大なエネルギーを宿した拳や武器は、彼女の放つ炎熱系テクニックに引けを取らない威力を持っている。
肉弾戦の際は彼女の体格に似つかわしくない大型の武器を用い、法撃時と同様にただただその力を叩きつける戦い方をする。
しかし…レイピア・ナイフ等の細身の武器を用いた際の彼女は、普段の姿から大きく乖離する。
見開かれた瞳は紅く煌めき、表情からは明るさが消え去り、身のこなしは異様な迄に鋭く
その切っ先は無駄の無い軌道を描く。
だが基本的に打たれ弱く、長時間の戦闘もあまり得意とはしていない。
短期決戦が本領である。
◉経歴◉
彼女は元々、少し魔力が高いだけの少女だった。
かつて神凪が偶然彼女を見つけ、少々その才能を促進した。
…そして彼女が認識したものを全て、自動的に神凪が知覚できるようにし
『完全な無意識で』神凪達に利する行動をするように"仕掛け"を施した。
彼女は神凪達の存在を知らない。
また普段は一切彼女の言動に干渉していない為、誰も操られているなどと気づかないだろう。
そして、例え彼女が捕縛されようと神凪達の事を吐露する事は無い、知らないのだから。
なぜ彼らに利するような行動をしてしまったのか、当人も理解出来ないだろう。
どこまでも…どこまでも神凪に取って都合のいい『操り人形』
それが彼女だ。
彼女の『誰にでも接近できる性質』と『彼女の知覚したもの全て神凪が知覚できる』事が合わさり
あらゆる情報が神凪に筒抜けだった。
本来彼女が不得手な武器を使用する際に見せた異様な立ち回りも、神凪が彼女の肉体に干渉・操作した為である。
当時は何処までも利用されていたが、現在はその必要は無くなり
知覚共有や神凪へ利するような、ある種の"呪い"も解かれている。
結局彼女自身は神凪達の存在を知らないまま役割を終え
そして神凪は何食わぬ顔で彼女との「始めまして」を演じ
友人として接し初めた。
『一振いちご』(ヒューマン♀)17~20歳(推定)
身長:175cm
体重:69kg
◉外見・性格等◉
桃色の髪と明るい肌色をしており、長身であると共に豊満かつ引き締まった体は非常に女性的な魅力を湛えている。
また所謂"糸目"のため普段見えないが、見開いた瞼からは炎のような橙色の瞳が光る。
とても気さくで、自分から人に話し掛ける事を躊躇しない。
口調はおどけ気味に喋り、大げさなボディランゲージも付随する。
スキンシップも多く取り、肩に手を回したり抱きついたりする事がよくある。
また『一期一会』の精神を重んじており、機会そのものを重要と捉えている。
その為カメラを常に持ち歩き、記録を取る癖がある。
◉戦闘スタイル◉
見た目からは想像がつかないが、片手で太刀を構え、そのまま振り抜く事ができ
またブレる事無く一閃するその精密な太刀筋からは、筋力だけでなく並外れた技量を持っていると伺える。
回避した刹那に返す剣閃、全身を使った横薙ぎなどは片手で振るっているとは思えないほどの剛剣である。
大技の際は刀身に炎を纏い、この時だけは両手を使い振り下ろす
それは衝撃波を伴い、地を割る程に強烈な―――まさに必殺の一撃となる。
また神凪により彼女の力は更に増幅されており
元より炎の力を持つ彼女だが、刀身に炎を纏うだけでなく掌から炎弾を飛ばす事等も出来るようになった。
神凪や奏想のテクニック程の威力は無いものの、特に制限なく使える事や
無視出来る程の低威力でも無く、かつある程度の連射が可能な事から強力な牽制攻撃となっている。
驚異的な跳躍力や炎弾による遠距離攻撃も合わさり、遠近共に優れた戦闘能力を持っている。
また耐久力も、叉弥・霧沙と比較できる程ではないが十分に持ち合わせており
神凪達の強力な一撃を耐え凌ぐ程度の防御能力を見せている。
◉経歴◉
とある、崩れ去る間際の世界…その世界に彼女は居た。
万象を飲み込み畝る巨大な奔流――― 世界そのものの崩壊は阻止できる段階ではなかった。
例え今押し留めたとして…その世界はもう元に戻る事は無く、すぐに崩壊を再開するだろう。
神凪はその世界の観測を止めようとした、だがふと彼女が目に止まった。
それは、単なる気まぐれだった。
今まで消え行く世界など飽きる程見てきた神凪にとって、日常に近い事だったのに
彼女が消える様を見過ごす事が――急に惜しく思えた。
神凪は、彼女を自分の元へ召し上げていた。
元より剣は達人の域であった彼女に、更に力を与えてまで…
そこに目的や意図は無かった、まさに気まぐれだった。