福島現代美術ビエンナーレとは?
まずビエンナーレ(biennale)とは2年に一度開催する芸術祭を意味します。
そして福島現代美術ビエンナーレは福島大学が
福島ビエンナーレは、福島という地域のなかで、藝術活動を通して文化を育てていきたいという思いから、2004年に福島大学芸術による地域創造研究所が主体となって展開してきました。福島市を中心に活動を行ってきましたが、震災後、福島市だけでなく活動場所を広げてきました。
今年の開催地は二本松。二本松は福島県の中通り地方の福島と郡山との中間に位置します。二本松は、福島県内でも会津に次ぐ大きな城下町でした。戊辰戦争時には会津の白虎隊よりも若い12~17歳の少年たちが兵士として戦いました。彼らのことは後に「二本松少年隊」と呼ばれるようになりました。そして、二本松城(霞ヶ城)では秋になると、菊の祭典と言われる「二本松菊人形展」が行われています。10月4~6日には「二本松提灯祭り」という神社祭礼がおこなわれます。また、能などの演目でも有名な黒塚(鬼婆伝説にある鬼婆の墓)、や詩人・彫刻家である高村光太郎の妻、智恵子の故郷です。二本松駅前には二本松少年隊のブロンズ像や大山忠作美術館などがあります。さらに福島県内でも有数の酒蔵や和菓子屋、家具などの伝統のあるお店も多いです。
今年のビエンナーレは、長寿を願って、お酒に菊を浮かべて飲む『重陽の節句』をキーワードに、二本松の文化や歴史に関連した場所、内容になるように現在活動を行っています。絵画や彫刻作品だけでなく、ダンスや書のパフォーマンス、詩、映像などあらゆる芸術作品が展示されます。作家とのワークショップも開催予定です。
ぜひ二本松の文化、歴史知る機会としてもお越しいただければ幸いです。
会場:二本松城、安達が原ふるさと村、道の駅安達、大山忠作美術館、など
詳しい情報についてはFacebookやTwitterにて更新しますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
以下参考にご覧くださいませ。
福島現代美術ビエンナーレ
http://wa-art.com/bien/
二本松観光サイト
http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/site/kankou/