もっと自己紹介
これから語るのは遠い遠い昔話だ
それは今もキラキラと輝いている
※プロフィール
cc垢
基本桐崎千棘
過去キャラ
西木野真姫
エスデス
鶫誠士郎
アカメ
古手川唯
食蜂操祈
御坂美琴
アブノーマルプレイ多め
受け稀(私以上にせめれる相手もしくは気に入ったヤツのみ)
行為
猟奇
拷問
調教等
プロフィール以上
ようやく ここまでたどり着けた
そう これは始まりだ
私はかつて彼女がいた場所にたっていた、
母親に置き去りにされ
私たちと一夏を共にすごした幼い女の子がいた
みんなですごした時間はとても楽しかった
彼女が望めばそれはいつまでも続くはずだった
だけど真実を知った彼女は
何もない山奥の村で
母親と暮らすことを選んだ
母親の命がもうわずかの命だと知っても
あの日私は彼女と約束をした
今も彼女は遠い山奥の村で強く生きている
私一人逃げていたんだ
愛は今も続いているのに
彼がそれを、今証明してくれた
だから私は決心した
強くなる決心を
うん
私なら大丈夫だ
うん
もう心配しなくていい
私たちの
愛は
永遠だから
手術の寸前
最後に頼もしい応援が駆け付けてくれた
声が廊下に響いた
駆け寄ってくる
あの時よりもずっと大きくなった影
私が目指した大きな影だ
ごろごろと音をたてて彼の載せたベッドが運ばれていく
それに私はついていった
怒られるのを覚悟でそっと手を握った
手術室の扉で二人が分かたれるときまで
手術は長い時間を要した
私は待ち続けた
ただひたすら信じて
結果からいうと
手術はうまくいかなかった
ただ記憶を取り戻すことのみについていうなら
成功したともいえる
集中治療室に入れられた彼に出会えたのは二日後だった
会話はできなかったが
一言だけ声が聞けた
それは私の名だった
私は子供のように声をあげて喜んだ
しばらくして彼は一般病棟にうつった
そこからはリハビリの毎日だった
ふたりで力をあわせ懸命に生きた
ふたりで歩き続けた
その時にはもう私たちは
これから先にどんなことが待とうとも
後悔せずにいられた
その自信がある
私たちは
大切なものを見つけられたから
最後に二人でみた風景は
今も忘れられない
それはどこまでも続く夕焼けの空だった
ふたりで慈しむようにみていた
世界がこんなにも美しいことに
今まで気付きもしなかった
何も知らなかった幼い日々にはもちろん
苦しみの真っ直中にあった時にも
その色しか知らなかったら、ずっと気付かないままでいた
そんな美しさだった
彼はいつの間にか目を閉じていた
その顔はまるで
走り終えたランナーのように清々しいものだった
その時彼の口が動いて何かをいった
小さな声だった
寝言かも知れなかった
そのまま彼は
長い眠りについたからだ
それでもその言葉を振り替えるたびに私は思う
彼もその時同じ場所にたどり着けたんだと
そう思うことが出来た
私はもう二度と絶望はしない
逆境を乗り越え
永遠の愛を信じて
ひたすら信じて
ふたりで生きた日々があるから
それは私だけの宝物だ
かけがえの無い宝物だ
苦しくて胸が張り裂けそうな時もあった
泣き叫んだ時もあった
そんな日々があったからこそ
今すべてが輝いて見える
彼と出会ったことも
彼とすごした日々も
絶望した日々も
一人で泣き続けた日々も
これから歩んでいく道も
過去も
未来も
すべてが
あの日みた夕焼けの空と同じように
輝いてみえた
私はそんな人生の輝きを見つけられたから
自分と同じように悩んでいる人達を
今度は助けたいと思った
そうして歩き続けたら
それがいつか自分の生きる意味になっていた
だからそれを見つけられた人は
今度は他の人が見つけるまで手伝いをしてあげてほしい
その時あなたはもう迷うことはないはずだ
あなたは
あなたの生きる意味をもう持っているはずだから
あなたの宝物がどのようなものか
それはどうすれば手にはいるのか
それは誰にもわからない
でもいつかは必ず見つかる
だから、今がどれだけ苦しくても
辛くても、悲しくても
怒っても
笑っても
泣いても
泣き叫んでも
それでも進んでほしい
あなたの宝物が見つかるその日まで
もしこの画面の向こうのあなたが
その道の途中で、一人きりになってしまったとしても
大丈夫だ
あなたはひとりきりじゃ無い
私がここにいる
いつまでも共にゆくから
だから安心してほしい
それが私が
彼と共に歩んで
一緒に見つけたものだから
name:森のくまさん
さぁいこう
世界は美しく
そして
人生はかくも素晴らしい