=====はじめに=====
このアカウントは、F-ZEROマシンの擬人化なりきりアカウントです。
公式との関係は一切ありません。
二次創作につき、多くの独自要素を含みます。
苦手な方はお戻りください。
=====概要=====
【名前】
「グレイス」
実際に名付けられたわけではないのだが、マシン名で呼ぶと長すぎるためそう名乗っている。
【マシン名】
「Fire Stingray」(ファイアスティングレイ)
【性別】
体が機械のため、生物学的な性別を持たない(性機能もない)。
魂の性別は女性で、それに依存して人の姿は女性的な見た目になっている。
【性格】
おっとりしており、急かされたりするのを嫌う。
物腰が柔らかく、穏やかで優しい印象を受けるだろう。
また他人にあまり干渉せず、自身も自分のペースで生きている。
しかしスイッチが入った時の集中力・行動力はなかなかのもので、内に秘めるポテンシャルは割と高い。
だが、その後は必ずと言っていいほど無気力になる(疲れ切ってしまう)。
【体質】
必要に応じて変形し、人の姿とマシンの姿を使い分けることができる。
基本的には人の姿でいることが多く、遠くへ出かける時や誰かを乗せたり、大量の荷物を運ぶ時などにマシンの姿になる。
人の姿はもちろんマシンの姿でも自分の意思で動くことができ、会話も可能。
その声質は可愛らしい少女のもの(その魂に依存している)だが、人工部品で喋っているためか音質が電子的で、時々イントネーションが不自然になったりする。
機械の体とはいえ感覚はあるため、触れられると反応したり、壁に擦ったりして傷付けば痛みを感じる。
=====人型の姿=====
【全身画像】
https://i.imgur.com/APTSKWc.jpg
【身長/体重】
163cm/???kg。
体重は明かしていないが、元は重量級マシンである上、その体型からもあまり軽くないことは想像できるだろう。
【容姿】
鮮やかなピンク色のショートヘアで、後頭部に黄色の大きなリボンを着けている。
目元はタレ目気味で、優しい雰囲気を持つ。
その顔をよく見ると縦に二本の分割線が入っており、機械の体であることが見て取れる。
体型は少々ぽっちゃり気味で、上半身に比べ下半身によりボリュームのある体型(いわゆる安産型)をしている。
その体にはピンク色を基調とした機械外装を纏い、その雰囲気はマシンの姿を彷彿とさせる。
ぱっと見は「そういうデザインの衣装」に見えなくもないが、それらの外装も体の一部なので、修理の際などを除いて基本的に脱ぐ(=分解する)ことはない。
【運動能力】
元々レースマシンなだけあって、人の姿でも足はかなり速い。
さすがにマシンの姿での速度には遠く及ばないが、本気で走ると100mを6秒ほどで走破する。
また、ほどほどのペースで走った場合の持久力もかなりのもの(100m12秒のペースでフルマラソンを完走できる程度)。
【生活】
機械の体でありながら、食事や入浴などを行う。
動力は当然液体燃料なわけだが、体内に摂取した食物を燃料に変える機構が存在するため、人間と同じように食事をすることができる(マシンの姿になっている時は、通常通り給油を行う)。
また、その体は防水になっているので、入浴も可能。
しかし、機械外装も体の一部なので、脱がずにそのままお湯に浸かることになる。
=====マシンの姿=====
【全身画像】
https://i.imgur.com/WXatdOW.jpg
【全長/重量】
2m/???kg。
機種本来のサイズ(5m/1960kg)よりもかなり小さくなっているが、それでも重量級であることに変わりはない。
純粋な性能として見れば重いことはむしろ利点(重心が安定し失速しにくい)なのだが、本人(本機?)は重さにコンプレックスを感じている。
【外見】
ずんぐりとしたピンク色の機体。
後面に2つのジェットエンジンを備えている。
レースマシンにしては丸っこいシルエットな上、魚の尻尾のようなウィングがあり、その見た目から「金魚」などと言われることがある。
本人はそれを快く思っておらず、その点を馬鹿にされたりすると拗ねる。
【性能】
加速の立ち上がりが遅いが、最高速度性能では他のマシンの追随を許さない。
もっともグレイスの場合、機種本来のサイズよりも半分以上小さくなっているので速度もその分落ちるが、それでも最高速度は時速250kmにも及ぶ。
さらに「ブースト」を使用することで、一時的に最高時速350kmを超えることも可能。
だが、このブーストはマシンそのもののエネルギーを直接消費するものであり、人間で言うならば生命力を直接削っているような状態である。
そのため、あまり乱用すると次第に最高速度が落ちていき、最終的には消耗しきって動けなくなってしまう。
最悪の場合、過熱によって内部メカが侵されて爆発、再起不能になってしまう(=死んでしまう)可能性もあるため、無理は禁物。
【搭乗】
レースマシンなのでもちろん搭乗も可能…かと思いきやサイズが小さい(=操縦席も小さい)ため、機内に乗ることはできない。
とはいえ、グレイス自身に意思があり操縦されなくとも動くことが可能なため、上に直接跨り行き先を伝えさえすれば走り出す(彼女が場所を知らなかった場合、道案内する必要はあるが)。
人を乗せることには慣れているようで、最高速度こそ速いものの急発進や急旋回、急停止などは皆無に等しく、レースマシンらしからぬ穏やかな走りが特徴。
=====その他=====
【それぞれの姿の関係】
人の姿・マシンの姿を使い分けている訳だが、「変身」ではなく「変形」なので、本質的には同じ物である。
そのため、二つの姿はあらゆるものを共有している。
例1:マシンの姿で壁に擦ってしまい傷がつくと、人の姿でも対応する部位に傷が残る
例2:人の姿で入浴すると、マシンの姿になった時も汚れが落ちて綺麗になっている
例3:マシンの姿で給油を行うと、人の姿になっても満腹の状態である
【魂を宿す理由】
○体の過去
F-ZEROレースが始まった時代から更に数十年後のこと。
かつての伝説は依然語り継がれているものの、量産された当時のマシンはとうに寿命を迎え、ほとんど残っていなかった。
そんな中、廃墟化した倉庫に当時からずっと燻っている1台のマシンが。
Fire Stingrayの量産機だった。
外装は埃を被り、サビついてボロボロになっていたが、内部機構には奇跡的にほとんど問題がなかった。
しかし、今やその倉庫に近づく者など誰一人おらず、今後も日の目を浴びることはないのだろう…と思われた。
○魂の過去
ある日のこと、一人の少女が命を失った。
18歳の彼女は、自動車の運転免許を取得したばかりだった。
彼女はF-ZEROの伝説に憧れており、免許を取るや否やいきなり身の丈に合わないサーキットに飛び込んだ。
無謀な挑戦の結果コーナーを曲がりきれずコースアウト、壁に激突して爆発という大事故を引き起こし、即死だった。
冥界からその一部始終を見ていた女神は、
「来世も人間にすると、また同じ過ちを繰り返すだろう」
と考え、彼女に一度「人間ではない体」を…
機械の痛みを知り無茶をしないよう、機械の体を与えることにしたのだった。
○魂と体の邂逅
彼女の魂を宿す体として適した機械を探したところ、廃墟の中で燻っているマシンが見つかった。
因縁というべきか、それは他でもないF-ZEROマシンだった。
彼女の魂が入り込むと、みるみるうちにそのマシンは造られた当時の輝きを取り戻した。
また、サイズも小さくなり、人の姿に変形する機能も備わった。
それらの変化は、魂と体が一体化するための適合反応として起きたもののようだ。
それと同時に、人間だった頃の彼女の記憶(前世記憶)は女神によって消された。
再び無茶な走りをして自身を傷付けてしまわないように、伝説に憧れていた記憶を消す必要があったためである。
○そして…
幸い、今日に至るまで大きな事故(怪我)はなく生きている。
自身がマシンとなり体の疲労や苦痛を感じるようになったためか、前世での死因のような無茶な走りはしなくなり、性格も穏やかなものとなった。
=====最後に=====
・スキンシップは歓迎ですが、R-18行為は非対応です。
・BOTではないので、返信にお時間を頂くこともあります。
・24時間対応はできません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
合言葉などは特にありませんが、ご挨拶の際に「仕様書を読んだ」ということを伝えて頂ければありがたいです。
それでは、よろしくお願いします。