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真名:ギルガメッシュ
性別:女性
身長:156cm 体重:46kg
出典:メソポタミア神話
属性:混沌/善 クラス:アーチャー
真名
真名は古代メソポタミア神話における、シュメール初期王朝時代のウルク第1王朝の王「ギルガメッシュ」。実在した人物とされ、人類最古の英雄譚『ギルガメッシュ叙事詩』の主人公。圧倒的神性を持つ半神半人であり、最古にして世界の全てを手中に収めた英雄王である。
ステータス
筋力《C》 耐久《C》 敏捷《C》 魔力《A》 幸運《A》 宝具《EX》
保有スキル
対魔力(E)
『魔術への耐性。無効化はできず、ダメージを軽減するのみ。
言峰の魔力不足が影響しているようで、時臣がマスターだった時はランクがCだった。
ただ、対魔術用の防具が充実しているためほとんど問題にはならない。』
単独行動(A+)
『マスター不在でも行動でき、聖杯の泥を被った影響で多大な魔力を消費する時すら
マスターのバックアップを必要としない。時臣がマスターだった時はランクがAで、
多大な魔力を必要とする時にはマスターのバックアップが必要だった。』
黄金率(A)
『人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命。
一生金に困ることはなく、大富豪として生活していける。
装備品の充実という形で役立っている。』
カリスマ(A+)
『軍を率いる才能。最も優れた王と称えられただけありランクが桁外れで、
ここまで来ると既に魔力・呪いの類である。』
神性(B)
『3分の2が神という出自のため本来はA+相当だが、
ギルガメッシュ自身が神を嫌っているためランクダウンしている。』
コレクター(EX)
『より品質の良いアイテムを取得する才能。
レアアイテムすら頻繁に手に入れる幸運だが、本人にしか適用されない為、
マスターに恩恵はない』
宝具
王の財宝《ゲート・オブ・バビロン》
ランク:E~A++
種別:対人宝具
レンジ:1~99
最大補足:1000人
英雄王ギルガメッシュの代名詞とも言える宝具。
黄金の都バビロニアの宝物庫と、それに繋がる鍵剣(王律鍵バヴ=イル)。 空間を繋げ、自らの宝物庫の中にあるものを自由に取り出せるようになる。
容量は事実上無限大で、中身は所有者の財の量に準ずる。
使用者の財があればあるほど強力な宝具になるのは言うまでもなく、逆に財を持たない者がこれを使っても、あまり意味がない。
かつて世界の全てを手中に収めたとされるギルガメッシュの宝物庫にはありとあらゆる伝説の原典となった宝具が財宝として収められている。より正確に言えば「王の財宝」に収められているものは財宝というよりも『人類の知恵の原典』であり、死後も「この世の全ては我のもの」で財宝が追加され続けている為、最早何でもアリに近い。「王の財宝」の中にないものは基本的に『新人類が生み出す、まったく新しい概念によるもの』か『他天体の知的生命体による文明技術によるもの』のどちらかとされている。
(ギルガメッシュ叙事詩においては不老不死の霊薬を蛇に盗まれているが、本人もその時点で不老不死などいらないと悟っていたので納得している。ただ財宝としては珍しいものだったので「王の財宝」を完成するためにこっそり国を抜け出して回収した)
だが万物には限界が存在し、それは彼の宝物庫も例外ではなく、セイバーの『全て遠き理想郷(アヴァロン)』、カルナの『日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ・クンダーラ)』など人類の手に依らない最高ランクの宝具は含まれていない。
また、宝物庫の中身はギルガメッシュの把握している範疇をとうに超えている為、聖杯など、本人がどんなモノかを知らない物は狙って取り出す事はできない模様。この理由でカルナの『日輪よ、死に随え(ヴァサヴィ・シャクティ)』のような使われたことがない宝具は、用途や出典が分からないため収蔵されていたとしても取り出すことができず、使うこともできない。
また、ギルガメッシュはあくまでも宝具の「持ち主」であって「伝説の担い手」ではないため、担い手のように宝具を使いこなす事も、真名開放することもできない。その為、「無限の剣製」によって瞬時に複製し、取り出す過程を必要とせず、さらに「伝説の担い手」の技術ごとコピーする事で使いこなす上に真名開放をも可能にする衛宮士郎&五次アーチャーや、「騎士は徒手にて死せず」によって宝具を奪う上に完全に使いこなす事のできる四次バーサーカーは天敵と言える。
ただし、真名開放をせずともそれ自体に特殊な効果がある宝具についてはこの限りではなく、敵サーヴァントの真名を知っていれば、その弱点を突く効果のある宝具を使用する事で有利に立ち回ることができる。もっとも彼の剣の技量は士郎に(半ば不意をつかれた形とは言え)ボコボコにされるほど低いため、本編においてはもっぱら財宝を湯水のごとく投擲するというのが主な使い方。この戦い方は生前、親友であるエルキドゥとの決闘で身に着けたとのこと。
『Fate/strange Fake』1巻のエルキドゥとの戦いにおいては500丁を超える「王の財宝」を展開。エルキドゥと互角に打ち合い、2巻では正体不明のアーチャーとの戦いにおいてなんと1000丁を超える「王の財宝」を360度囲む形で展開した。
余談だが、これまで版権イラストやゲーム内CG、旧アニメーションでは、既に宝物庫が展開された後の、黄金色の空間から宝具が飛び出ている状態やそこから宝具を引き抜く描写しかされてなかったが、アニメ版『Fate/Zero』におけるライダーとの決戦において初めて鍵剣のデザインそのもの、及び鍵剣を用いて宝物庫を展開し宝具を取り出す過程が描かれた。
天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)
ランク:EX
種別:対界宝具
レンジ:1~99 / 1~999(CCC)
最大捕捉:1000人
由来:メソポタミア神話の創世叙事詩エヌマ・エリシュ。
ありとあらゆる宝具の頂点の一つ。英雄王ギルガメッシュの持てる最強の一撃であり、かつて混沌の世界を天地に分けた乖離剣エアによる究極の一撃。
ギルガメッシュ曰く、「生命の記憶の原初であり、この星の最古の姿、地獄の再現」。
数多の宝具の原典を所持するギルガメッシュが唯一持つ、ギルガメッシュ自身の宝具。
「剣」という概念が誕生する以前に星によって鍛えられた神造兵器。そのため、あらゆる剣を複製する事が可能な固有結界「無限の剣製」ですらこの剣を投影することは不可能であり構造すら読み取れない。
本来は無銘の剣であり、「エア」というのもギルガメッシュが付けた愛称である。
認めた相手以外にこの剣を使用することはほとんどなく、zeroの海魔戦にて時臣に使用するよう進言された際には激怒している(ただし、きのこ曰く「英雄王のかっこいい姿が見た~い」とか持ち上げていればノリノリで使ってくれたとの事。要は時臣の頼み方が悪かった)
エアの回転する三つの円筒が風を巻き込むことで生み出される、圧縮され鬩ぎ合う暴風の断層が擬似的な時空断層となって絶大な破壊力を生み出す。その威力のほどは固有結界を唯の一撃でズタズタにし、アーサー王のもつ最強の聖剣「約束された勝利の剣」と真っ向から撃ち合いそれを破るほど。
エアの単純出力計算はSTR(筋力)×20。つまりギルガメッシュの筋力に依存している。
また、「王の財宝」内のバックアップを受けることで破壊力を上げることも可能。これを打ち破るには使用前の大きな隙をついて発動不可の状態に持っていくか、これと同等の破壊力を持つ宝具、又は防ぎ切ることのできる宝具を用いて凌ぎきる他にない